長田智希(CTB・早稲田大主将)に訊く―常に最前線に身をおいて、ひたむきなハードワークでチームを引っ張っていく | ラグビージャパン365

長田智希(CTB・早稲田大主将)に訊く―常に最前線に身をおいて、ひたむきなハードワークでチームを引っ張っていく

2021/09/04

文●大友信彦


キーワードは「ファースト」だ。
8月28日、菅平サニアパークで行われた明大との一戦。夏合宿の練習試合ではきわめて異例の早明対決。その幕開けは、背番号12をつけた早大キャプテンのファーストプレー。キックオフタックルだった。

「チームに対して、何で引っ張っていくかといったら、プレーで見せることですから。一番最初のキックオフで、みんなに『これをやろう』と言ってることを自分でやる。今、チームでキーワードにしているのが『ファースト』。最初にこだわる。だから、試合の最初のキックオフは意識していました」

早大ラグビー部の2021年度キャプテン。モットーは最前線で戦うこと。それを象徴しているのが背番号「12」だ。

東海大仰星高校時代は2年で14番、3年で13番、早大では1年時は主に14番、2~3年では主に13番でプレーした長田だが、主将を拝命した今季は12番。

「去年までの13番から1コ内側に入ったことで、去年までよりもボールを持つ回数、キャリーする回数が増えるので、そこで前に出ることでチームに勢いをつけられると理解しています」


転向は、大田尾竜彦監督からの提案だったという。
「12をやってみないかと言われました」
コーチが提案してくるということは、必ず深謀遠慮がある。やってみる価値がある。自分がそこにチャレンジすることが、チームにいい影響を与える――長田がそう考えるタイプの人間であることは、コーチの後藤翔太さんが「Shota's Check」で紹介している通りだ。



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