アイルランド、スコットランドに快勝「もっともっとチームのポテンシャルは高い」ジョー・シュミットHC、ローリー・ベストキャプテンコメント | ラグビージャパン365

アイルランド、スコットランドに快勝「もっともっとチームのポテンシャルは高い」ジョー・シュミットHC、ローリー・ベストキャプテンコメント

2019/09/22

文●編集部


22日、横浜国際競技場では、ラグビーワールドカップ2019・プールAアイルランド代表対スコットランド代表の試合が行われた。日本が目標であるベスト8を達成するために勝たなければならない2チームの戦いに注目が集まった。

試合は、アイルランドのディフェンスがスコットランドの強みを封じ込め、失点はPGの1本のみ。ボールポゼッションではスコットランドのが上回っていたものの、確実に相手のミスをスコアにつなげ、4トライ。27-3でアイルランドが勝利し、ボーナスポイント1点を含む、勝ち点5を獲得した。

HIGHLIGHT

ジョー・シュミットHC

--けが人のアップデート


HIA1が二人います。ヴァンディ(LOジョシュ・ヴァンデルフレイヤー)とピート(FLピーター・オモホニー)です。今の所症状は出ていないので大丈夫だとは思いますが。HIA2、HIA3をやって、そこで、彼らの症状を見ます。6日間様子を見る必要があります。ここ24時間の結果みて判断していきます。ジョニー(SOジョニー・セクストン)は大丈夫です。


--LOヘンダーソンのパフォーマンスについて


ジョー:ゲームのスタートからよかった。彼はパワフルなアスリート、素晴らしい加速で、最初のタックルも交わすことができた。そしてピッチもたくさん走った。まわりもイアンとともに活躍してくれた。懸命に努力してくれた。ギャップを埋めてくれました。スコットランドにはスペースを与えてはいけない。外でもトレードランナーに対しても。今日は機敏に対応ができたと思います。



試合終了後、バックスタンドにむけて一礼をするアイルランドのメンバー。日本の文化を取り入れている象徴だ。

試合終了後、バックスタンドにむけて一礼をするアイルランドのメンバー。日本の文化を取り入れている象徴だ。

--チームとしてのパフォーマンス


ジョー:ジョーダン(ラーマ―・FB)、コンウェイ(アンドリュー・WTB)のエネルギーを感じました。エラーもありましたが、雨というコンディションが悪い中でもよくやってくれました。雨が降ってくる前もボールはすべりやすかったので、雨が降り出してより大変だった。ただ、うまくボールをチェイスしていました。
コンウェイはトライを決めることもできましたし、スペースへボールを運ぶことができていたと思います。ストックデイルもよかった。(スチュアート)ホッグをおさえることができていました。エッジでスペースをあけることなく、常に我々が一歩先に進むことができました。


--チームとしての総合性は?


ジョー:本当に23人すべていいプレーをしてくれました。リードしながら試合をすすめることができたのはよかった。こういった天候ですから苦労したこともありましたが後半、選手を変えていくことで、スクラムもターンオーバーできました。新しいコンビネーションでプレーしなければならない場面もありましたが、みんなでうまくやってくれたと思います。勢いがありました。こちらがリードすることで、あまりリスクあるプレーを選択しなくても良い状況だった。
 
ただ、いくつかリスクあるプレーもしました。ショートパスを続けたこともありました。それがうまくいったこともありました。ショートパスを続けたこともある。CJ(スタンダー)がボールを持った時や(クリス)ファレルがスクラムプレーで抜けたときなど。必ずしも自分たちの求める結果を得ることができませんでしたが、ああいったプレーで相手にプレッシャーをかけることで、チーム全体としていいパフォーマンスにつながる。

--このままいけば南アフリカと準々決勝で戦うことになる。選手を管理していく。フィジカルな勝負となると思います。


ジョー:確かにフィジカルは要求されると思います。本当に(南アフリカの)ヘヴィーウェイトな試合が昨日見られたと思います。私達はライトウェイトまたはミドルウェイトかもしれません。彼らの昨夜の試合は本当に素晴らしかった。南アフリカは本当にいいパフォーマンスをみせていてオールブラックスを2トライに抑え込みました。 

前回のワールドカップとは全く異なる状況だと思っています。我々は、プール戦で一番レベルの高いフランスに向けた準備をすればよかった。今回は違います。日本は、イングランドとの試合では前半素晴らしい戦いをしましたし、パシフィック・ネーションズカップでは全勝で優勝しました。日本はとても危険なチームで我々が劣勢になる可能性があります。ですので、一試合一試合進めていきたいと思っています。

日本に勝つこと、サモア、ロシアについても考えていかなければならない。もし日本に勝つことができれば、選手たちのマネジメントができるかもしれませんが。


--今日のディフェンス


ジョー:ラインスピードがよかった。スコットランドを3点に抑えることができました。ただ、ずっと自分たちが思い描いているようなラインスピードだったわけではありません。しっかりコーナーまでディフェンスラインをふることができてそこから上がることができた。例えば、相手がアングルを変えてアタックをしようとしても、ラックの両側でも相手をシャットダウンできたのはよかった。

相手がどちらのサイドからアタックを仕掛けてくるかわからなかったけれどうまく埋めることができたと思います。前半、ワイドにして、スチュワート・ホッグに抜かれる場面もありましたが、大にして防ぐことができたと思います。


--日本戦にむけてどんな準備をしたいか


ジョー:いい質問ですね。今夜考えたい。新幹線で掛川に向かいます。火曜日に軽いセッションをしたいと思っています。今日はほんとうにタフな試合だったので休ませる必要のある選手もいると思います。日本は本当に速い試合展開をすると思います。高いスキルもあると思います。

ボールを流から田村へ幅広くパス。ラファエレもミッドフィールドのいい選手です。マイケルは本当にロシアに対して手に負えない選手だったと思います。フロントにもダイナミックな選手がいます。ジェイミーがどうまとめていくのかはわかりませんが、木曜日に選手が発表されるので、楽しみにしています。我々はそれに対して調整しなければならないでしょう。厳しい試合になると思います。


「4回目のワールドカップ。いいスタートがきれた」ローリー・ベストキャプテン

--4回目のワールドカップ。トライも決めましたね。


ベスト: 自分たちにとっていいスタート。スコットランドと初戦がワールドカップ初戦ということで緊張していました。ただ、結果的にトライをとることができてよかった。これはスタート、もっともっと上達しなければならない。こういうかたちで4回目のワールドカップがスタートできて本当によかったが、今後はチームとしていい戦いをしなければならない。


--シックスネーションズでのイングランド戦からチームはどう成長してきたか


ベスト:今回はフラストレーションを感じたことは、自分たちとしてどういうプレーをしていこうというものがうまくいかなかった。いろいろな理由があります。こういう試合展開で実行力もあってうれしい部分もありますが、本来ならば、プランをやらなければならなかった。それができなかったということで、矢印を自分たちにむけなければならないと思います。

自分たちができなかったことはとても残念ですが、もっといい試合をこれからしていかなければならない。
ポテンシャルはもっともっと今日よりも高いと思っています。

いろいろと批判をうけていますが、ジョーも受けていますが(苦笑)。色々と苦戦を経験してきたことがチームにはいい方向へ向かっていると思います。これから前進あるのみだと思います。

記事検索

バックナンバー

メールアドレス
パスワード
ページのトップへ