5月7日、秩父宮ラグビー場ではスーパーラグビー2016・ラウンド11、サンウルブズ対フォース(オーストラリア)の試合が行われた。2勝目をかけるサンウルブズにとっては頼もしい選手が帰ってきた。ここまで5トライを上げているWTB山田章仁が先発メンバーとして復帰したのだ。場内の選手紹介で名前が呼ばれると一際大きな声援がこだました。
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復帰戦でもその決定力は変わらず、山田の先制トライ
先制したのは、サンウルブズ。2分、敵陣10m付近のマイボールスクラムからFBリアン・フィルヨーンがビックゲインし22m内側まで入り込むと、SH茂野海人がオープンサイドへ展開しHO堀江翔太、CTBデレック・カーペンターと繋いで、最後は山田が左右にステップを切り相手ディフェンダーを交わし先制のトライ。
最高のスタートを切ったサンウルブズだったが、直後の5分、自陣22m付近でCTB立川理道のパスがWTBブラーシェにインターセプトされすぐさま逆転を許した。