サンウルブズ2019始動!初日からハードトレーニング、ブラウンHC、リトル・ミラー共同キャプテン、茂野コメント | Rugby Japan 365

サンウルブズ2019始動!初日からハードトレーニング、ブラウンHC、リトル・ミラー共同キャプテン、茂野コメント

2019/01/15

文●斉藤健仁


スーパーラグビー・ヒトコムサンウルブズは14日、千葉県市原市で今シーズンに向けトレーニングを始動した。初日は、トニー・ブラウンヘッドコーチ、共同キャプテンになった、クレイグ・ミラー、マイケル・リトル、そしてSH茂野海人が取材に応じた。

「ここでやるしかないという意識を植え付けるために初日からハードトレーニングを課した」トニー・ブラウンHC

――ハードな練習でした。合宿初日の練習意図は?


ブラウンHC 他のチームはもう5週間先にトレーニングをスタートしています。選手に刺激を与えて、今ここでやるしかないという気持ちを植え付けさせるためにあえて厳しいトレーニングをしました。初日のトレーニングとしては良かったなと思いますが、フィットしていない選手もたくさんいますので、スーパーラグビーのレベルには達していない。向こう3週間しっかり準備をして初戦に臨みたい。



――土曜日のフィットネステストの結果はどうでしたか?


床の上で計測するものだけだったので、今日、フィットネスあるか確かめられた。足りない部分がわかりました。

――2019年、日本代表とサンウルブズの両方のチームが成功するための鍵は?


高いパフォーマンス、高いインテンシティーをずっと維持することが大事です。倒さないといけないチームは世界最高のチームなので、そういったチームを倒すために高いレベルのトレーニングをすることがキーになると思います。


――どのような点でイノベーションを起こしたいか?


3つポイントがあると思います。素早くスキルフルにボールを動かすこと。プレイヤーもファンが楽しむこと。最後に、その試合にしっかり勝つことがポイントかと思います。


今シーズンから新加入のダン・プライヤー

今シーズンから新加入のダン・プライヤー


――冬のキャンプインはプラスになるのか、ならないのか?


季節、天気のことは選べないことですので、ここでやるしかない。ただ開幕戦はシンガポールなので慣らしていかないといけないので、ジムのヒーターは思いっきり温めているのと、メルボルンで夏に慣れるトレーニングをします。

共同キャプテンを務めるリトル(左)とミラー(右)

共同キャプテンを務めるリトル(左)とミラー(右)

――リトル、ミラーを共同キャプテンに選んだ意図は?


日本人の選手はほとんどが3月からスタートになってしまうので、序盤から参加できないのと、2人は昨季、素晴らしいパフォーマンスをしていたので選びました。


――サンウルブズの指揮官としての楽しみは? また2度目のスーパーラグビーのヘッドコーチの挑戦になります。


一つ一つの試合に全部勝ちに行くのが目標です。3週間しっかりトレーニングして、はじめの試合に勝つことが目標ですし、その後もやらなければいけないことはたくさんあります。今日いた選手はすべての試合に勝てる能力を秘めた選手たちです。ただ、そこに準備万端とうことではないので、そのレベルまで押し上げて勝てるチームにしたいと思います。

松田力也(左)と坂手淳文(右)

松田力也(左)と坂手淳文(右)


「向かうところは『前だけ・上だけ』!」PRクレイグ・ミラー共同キャプテン

初日の練習としては想定よりきつかったです。キャプテンになったことに関しては、素晴らしい選手が揃っていると聞いていたので、キャプテンになれて光栄です。


――キャプテンになった経緯は


昨年、リーダーグループの一員として役割を全うしたと思っていたので、そこで決まったのかなと思います。CTBリトルと共同キャプテンをやるので、我々で上手くやっていきたい。過去、複数のチームでキャプテンをやったことがあります。PRとしてキャプテンをやるのは難しいと思います。PRは80分試合に出続けないので、リトルと一緒にやることで、そこは十分できると思います。


――サンウルブズの可能性は? 目標は?


昨年は多くの成長がありました。成績もカルチャーも成長できたと思います。そこに上乗せして成長していく年になりますし、向かうところは『前だけ、上だけ』です。特に何勝という言い方ではなく、毎週、すばらしい環境の中で全力を出して成長して、80分、全力を出すことが目標です。

山下裕史

山下裕史


――日本代表のW杯スコッドが途中から加わります。難しさは?


テストレベルの選手が入ってくることは、チームにとってエキサイティングなので歓迎します。このチームは日本代表とコーチが共通なので、途中から入ってくる選手もすぐに馴染めるというポイントがあるかと思います。


――昨年のリーダーグループの経験を踏まえ、今年はキャプテンとしてどんなことをしたいか?


確かに多くの国からやってきた選手をまとめるのは難しいことかもしれませんが、昨年からずっとまとまりはじめています。今年も長い練習期間でまとまっていきますので、多くのカルチャーが混ざった形で良いところを発揮していきたい。まずはこういった練習が終わったダウンの時間に「どこから来たの?」などコミュニケーションとって知っていくことが大事。市原(ホームの練習場所)も初めてで新しく知ることがチームとしてたくさんあるので、チームとしてのコミュニケーションを深めていければいいなと思います。


「タイプとしては、イージー・ゴーイング」CTBマイケル・リトル共同キャプテン

キャプテンになって驚きました。緊張しています。昨年、リーダーグループに入れてもらっていましたが、キャプテンになるとは思っていませんでした。数ヶ月前、ブラウニーからのテキストメッセージで知りました。はじめのメッセージのやりとりは来年リーダーとしてどうやっていくかアイデアのやりとりをして、その後、電話があって告げられました。

NZにいたとき中学校以上やクラブレベルでキャプテンをしていました。プレミアレベルでもやっていました。(キャプテンのタイプとしては)「イジー・ゴーイング(easy going)」だと思っています。フィールド上ではしっかりハードトレーニングし、スキルの向上に尽くす。フィールドから出れば ”よろしくない話” もします(苦笑)。

――個人的な目標は? チームの目標は?


キックを上手になりたいです。昨年はサンウルブズの一員になれて素晴らしいパフォーマンスを発揮できてよかった。今年も毎日上手くなれるように努力します。チームとしてはしっかりとグラウンド上でいいパフォーマンスをすること、そして毎週、良くなっていることを確認したい。とりわけ、日本には素晴らしいファンがいるので、ファンに誇りに思ってもらえるようなパフォーマンスをしたい。


――他のNZチームからオファーがありましたか?


ちょっとは…。なかったとは言えないです。ただこのチームを愛していますし、コーチ陣を信頼しているので戻ってくることにしました。

――ブラウニーとどんな話をしていますか?


特にカルチャーの部分で話をしました。日本人選手がいま少なく、突然、たくさん入ってきてもしっかりチームに溶け込めるように、離れてもすぐに溶け込むためにどういったカルチャーを作るかを話しました。小さい派閥とかグループを作らないように、新しい選手が入ってきたら仲間に入れてあげて、一つのチームとしてやっていく。

夕飯とか、端っこで仲間外れて食べている選手がいないようにしたい。特に、今いる選手は海外から来ている選手が中心なので、友人のように話してカルチャーを作っていきたいです。しっかりトレーニングをし、そのトレーニングを楽しむのが今のカルチャーです。


「まずはゲームタイムを増やしたい」SH茂野海人

――初日を終えて


強度の高い練習ができて、スタートしてはいい練習ができたと思います。やっぱり、こういう練習しないと勝てないとチームメイトもわかっているのでしっかり臨んでいきたい。昨年、僕は1ヶ月ほどしか帯同していないのですが、例年より、日本人選手が7人と少ないので、日本人選手から外国人選手にコミュニケーションとっていきたい。

やっぱり日本人だと、どうしてもコミュニケーションをとらなくなりがちなので、積極的にコミュニケーションをとってチームとして馴染んでいきたい。新しく入ってきた選手もいるので、名前を覚えて呼ぶようにしています。2015年のオークランドで一緒だったPRサムと今回チームメイトになって、また一緒にできるので、また楽しんでできると思います。


――環境面は


すばらしい環境、グラウンドでできるので、あとは僕たちが練習をハードにして結果をのこしたい。


――サンウルブズでどんなアピールを


僕の場合はゲームタイムが少なかったということもありますし、僕は長く休むとパフォーマンスが落ちてしまうのでありがたい。まずはゲームタイムがほしいので、9番として出られるように練習からハードワークしたい。


――ライバルのSHに勝つには?


積極的に自分が動いて仕掛けられたらいいなと思います。やっぱり、ここ何年か、積極的にあまりいけてないかなと思うので、スペースがあればゴールキャリーを増やしたり、テンポよくボールを出したりするのとバランスよくやっていきたい。代表でも昨年は1試合しか出ていなくて、パフォーマンスも自分的にも不満足な部分が多かったので、サンウルブズでアピールしてW杯に残れるようにやっていきたい。


――今年、何か変わったことはありますか?


やることはそこまで変わらないが、少し変わってくることもあります。早くチームに落とし込んでチームにリンクできるようにやっていきたい


――個人として、チームとしての目標は?


個人としては誰が来てもスタートで出て、W杯へのパフォーマンスをしっかり出していく。サンウルブズとしてもプレーオフに進出できるようにパフォーマンスを出していきたい。


――サンウルブズは多国籍なチームです。


コミュニケーションが大事になってくると思うので、日本人もジョージアの選手もいますし多国籍なので、しっかりそこは練習中も練習中以外もコミュニケーションを取って、早く仲良くなれば、練習中もどんどんコミュニケーションが増えてくると思います。

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