2シーズンぶりのリーグ制覇を目指すクボタスピアーズ船橋・東京ベイは準々決勝で東京サントリーサンゴリアスを20-15で破り、準決勝進出を決めた。この試合で100試合出場となるトゥパ・フィナウは、54分からピッチに入った。自陣でのジャッカルでチームを助けて、勝利に貢献した。試合後に話を聞いた。

トゥパ・フィナウ
勝てて嬉しいし、簡単な試合ではなかったですけど、プラン通りにやれてよかった。(自陣でのジャッカルは)自分たちの勢いを取り戻すために体を張ってやった結果です。
ーー今日が100キャップ。あっという間?長かった?
自分がここまでラグビー選手としてのキャリアを積むことができて感謝しているよ。100キャップまでは長い時間がかかったかな。このことよりも一番特別なことは今日勝てたということかな。全員がハードワークした結果として勝てたんだ。今日の100試合目というよりは、この試合に対してフォーカスしていたから。

家族と記念撮影

ーー後半からピッチに入って、役割を遂行できているのは
先発で出場するか、リザーブになるかは自分ではコントロール出来ない部分なのでリザーブで出場するということになったら、その役割を自分が果たせるのかどうかに集中している。本当にそれはシンプルなことです。それ以上でも以下でもない。チームから必要だとされていることをシンプルにやり切る、それだけだよ。

ーーベンチで試合を見ていてどう感じましたか?
あまり前半を見ていても心配はしていなかったんだ。後半の入りだったり、アタックやディフェンスだったり、チャンスをものにして勝ちにつなげていくことを後半から出場するメンバーはフォーカスしていたよ。

ーースピアーズは「ファミリー的なカルチャー」があります。トゥパさんにとってのスピアーズは?
正直、一言では言い表せないくらい多くの思いがあるんだ。コーチたちがいつも言うように、ファミリー的なカルチャーもあるし、決して個人が好き勝手にやっているなんてものはないんだ。自然とみんながお互いのためにハードワークする人たちもいるんだよ。
