3月9日、NTTジャパンラグビーリーグワン・ディビジョン1は第9節を迎えた。熊谷ラグビー場では今節大注目の全勝対決、埼玉パナソニックワイルドナイツと東芝ブレイブルーパス東京の一戦が行われた。
試合はブレイブルーパス、SOリッチー・モウンガのノーホイッスルトライから幕を明けた。ワイルドナイツはFLラクラン・ボーシェーのトライで同点とすると、互いにPGを1本ずつ決め10-10となる。
その後、風上のアドバンテージを活かして、ワイルドナイツSO松田力也が3本中、2本が50m近いロングPGを確実に決めて19-10とワイルドナイツがリードして前半を終えた。
後半の立ち上がり、WTB長田智希、FB山沢京平の2連続トライでリードを広げたワイルドナイツだったが、追いかけるブレイブルーパスは1人少なくなった後半20分過ぎからFWにボールを集め連続ゲイン。66分にLOワーナー・ディアンズ、70分にはPRタウファ・ラトゥのトライで一気に5点差まで差を縮めた。