5月26日(日)に東京・国立競技場で開催される「NTT ジャパンラグビー リーグワン 2023-24 プレーオフトーナメント決勝」に向けたプレマッチカンファレンスが 25 日(土)の17時から行われた。
王座奪還を目指す埼玉パナソニックワイルドナイツのロビー・ディーンズ監督&HO坂手淳史キャプテン、そして14シーズンぶりの優勝を狙う東芝ブレイブルーパス東京のトッド・ブラックアダーHC&NO8リーチ マイケルキャプテンが登壇し、舌戦を繰り広げた。
「勝者は1名しかいない」ロビー・ディーンズHC
――スタッツではワイルドナイツが有利だが、どんなエリアで優位に立ちたいか
ディーンズ監督 有利なところはないかなと思っています。自分たちがやり遂げたことについては自信を持っていけるが、こういう場に立って、クオリファイできたののは決して運で取れるようなものではありません。
選手たちの視点から見ると、やり遂げたこと、リーグ戦の経験をこのような舞台で活かすことができます。その半面、ゼロからのスタートになるということで、0-0からはじまりますし、自分たちが前に行けると予測していってしまうと痛手に遭うことになります。
プレーオフというのは別物ですし、勝者がすべてをとっていく舞台です。選手たちは前の経験から学んでいって、対応して、新しい抜け道を探していきます。数字につきましては、私はわからないですし、みなさんにお任せしますが、自分たちはこの舞台に立つ権利を得た。
そのための努力をしてきたと思いますし、とてもワクワクしています。こういう舞台は素晴らしい舞台ですし、お客さんもたくさん入ると聞いています。2019年W杯の決勝は37000人入ったが、そこからコロナによって大きな影響を受けて、勢いを失ったが、それが戻ってきてすごく素晴らしいことです。その背景には(リーグワン)ラグビーの質がよくなっていると感じているし、ブレイブルーパスもこの舞台にたつ権利を勝ち得ていますし、ここに来られて良かったです。