5月27日、東京都内のホテルで、3シーズン目のリーグワンを締めくくる、年間表彰式である「NTT リーグワンアワード 2023-24」が開催された。新人賞には東京サントリーサンゴリアスのSO髙本幹也(帝京大出身)が選ばれた。
SO髙本はプレーオフを含む全18試合に先発し、左足からのキックも正確で、得点ランキングは157点で3位となる活躍を見せた。
目標は「全試合出場して、優勝すること」だった。
――新人賞を受賞しました
目標は全試合出場しての優勝でした。優勝はできなかったが、全試合出場できました。来季は優勝できるように頑張りたい。(賞を取れたことは)嬉しくて、1年間、いろんな人に支えてもらったので感謝の気持ちでいっぱい。80分、試合に出ることで、場面、場面で判断が変わってくるので1年間、勉強させてもらいました。
――3位決定戦後、痛めてグラウンドにうずくまっていたが?
ちょっとずつ良くなってきたが、まだ痛いかな。大学のときは10試合くらいだったが、(試合数が)倍くらいあるので、体の疲労とかあるかなと思ったが、疲労は思っていたほどではなかった。フィジカル面、メンタル面でも思っていたよりは少ない体力でできた。(体重は)増やしてシーズン臨んだが、最後の方が連戦、続けて少し減ったが、1年間、いい形で過ごせたと思います。
――壇上でSOモウンガ選手と話していたが
昨日飲んだの?と聞かれたので、決勝見ながらみんなで飲んでいましたと言いました。(飲みに誘われたりは)なかったです!
――日本代表のエディー・ジョーンズHCが髙本選手の名前を挙げていたが……
日本人選手が目標としているのは日本代表、ワールドカップだと思う。リーグワンで活躍するのが第一歩だと思うので、選ばれればそこでもしっかりパフォーマンス出して、2027年(W杯)につながるように頑張っていきたい。エディーさんも超速ラグビーを掲げているので、そこに対して何が必要かコミュニケーション取って、自分なりに考えてやっていきたい。(超速ラグビーは自分は)アタックは好きなので合うんじゃないかなと思います。