根塚洸雅「押し切って腕を伸ばして、トライを取り切ろうという気持ちが強かった」 | ラグビージャパン365

根塚洸雅「押し切って腕を伸ばして、トライを取り切ろうという気持ちが強かった」

2025/05/19

文●編集部


18日、クボタスピアーズ船橋・東京ベイはプレーオフ準々決勝で東京サントリーサンゴリアスと対戦して20-15で勝利した。チェスリン・コルビのトライでリードされ、嫌な雰囲気を払拭したのは直後の根塚洸雅のトライだった。前半、攻めに攻めたが取り切れなかったスピアーズのストレスを一気に開放した。試合後に根塚洸雅本人に話を聞いた。

クボタスピアーズ船橋・東京ベイ WTB根塚洸雅

根塚洸雅がインゴールに向かう。同期の箸本龍雅が立ちはだかるも…

根塚洸雅がインゴールに向かう。同期の箸本龍雅が立ちはだかるも…


ーートライの時、箸本龍雅選手を跳ね飛ばしてましたね。


最後、龍雅が来たところは個人的に同期で、高校の時は花園決勝で龍雅(東福岡)に負けているんで。同期で負けたくないなという気持ちもありましたし、あそこで取り切るのと、取り切れないとでは、また前半と同じ流れになっちゃうと思ったんで、押し切って腕を伸ばし、トライを取り切ろうという気持ちが強かったですね。


ーー個人としてそれまでうまくいっていなかった?


個人としてもそうですし、チームとしても前半トライラインが見えている状態で、みんなちょっと焦ってコネクトというのが、個々になってしまった、BKとしてタイミングがズレたりしてました。個人としてもタイミングが悪かったり、僕と(藤原)忍がやりたいことが逆になっちゃったり、そういうのがいろいろと重なってました。

ーー前半はプレーオフのプレッシャーみたいなものがあった?


そこもあったかもしれないですね。去年(プレーオフに)行けなくて、今年久しぶりにいけて、相手もサントリーで走ってくるチーム。前半特にフィジカルでのプレッシャーがすごかったので、その中で、取り切れなかったし、プレーオフで負けたら終わりというところで、自分たちの中で焦ってしまったところがあったかなと思います。

記事検索

バックナンバー

メールアドレス
パスワード
ページのトップへ