23日、関東大学対抗戦A・早稲田大学と慶應義塾大学の「早慶戦」が行われた。今回100回目のメモリアルということで、会場を秩父宮から国立競技場に移して開催され、27,000人を超える大観衆が訪れた。
先制したのは早稲田。敵陣10m付近からFB伊藤大祐、WTB矢崎由高、LO池本大喜とオフロードパスがつながりゲイン。池本がパスダミーで22mに切れ込みSH島本陽太につなぎトライ。慶應ディフェンスを完全に崩す見事なトライで先制。
さらに8分、キック合戦から早稲田・伊藤が自陣22m付近から仕掛ける。相手の薄いエリアまでボールを運びCTB野中健吾へつなぐ。野中から大外で待っていたWTB矢崎につなぎ一気に敵陣へ。
矢崎が無理せず、内に返して敵陣22に入ると慶應がペナルティ。アドバンテージが出せた状態でSH島本が素早く展開。SO久富連太郎がキックパスを試みるも少し長くペナルティーから再開。早稲田はタッチに蹴り出しゴール前のラインアウトからモールを押し込みFL安恒直人がトライを決め14-0とした。