20日、女子セブンズ日本代表・第三次オリンピックスコッドによる熊谷合宿によるオンライン会見が行われた。梶木真凛(自衛隊体育学校PTS)はSDS(セブンズデヴェロップメント)として参加し、オリンピックスコッドとして招集されている。初キャップをかけて、スコッドの生き残りをかけて…今の思いとは。
目標はパリの方に向けていた。延期で得たチャンスをいかして早くキャップを取りたい!
合宿参加期間が長くなってきて、どんどんチームに馴染んで、自分らしいプレーができるようになってきたかなと思います。
――オリンピックスコッドには去年の3月に最初に参加しました。オリンピックに対して、どう思っていたか?
延期になるまではまったくスコッドなどに入っていなくて、自分の目標はパリの方に向けていた。こういうふうにSDS(セブンズデベロップメントスコッド)とかで呼ばれる機会があって、チャンスをいただいてスコッドに入ることができた。自分からしたら(東京五輪の)延期は、チャンスをいただける機会になった。このチャンスをいかせるように、これから代表に選ばれるようにもっと頑張っていかないといけないと思います。
――いつからラグビーを?
草ヶ江ヤングラガーズで、4歳からラグビーを始めて、中学生まではFWで、男子に交じってやっていました。高校に入って女子の15人制ではイッセン(12番)、ニセン(13番)をやることが多くて、最近の社会人の15人制ではセンターとNO8をしています。セブンズは1番、3番をやっています。(FW、BKは)両方良さがあるから……、FWはアグレッシブにいく感じが楽しいし、自分の強みでもある。
(フィジカルにいく感じは)好きです。(東海大の)丸山凛太郎とかは小学校からやっています。自分は大きくなるのが早かったので(彼とぶつかっていた)。草ヶ江では入る前に体力テストがあって、合格しあいと入れないところがあった。小さい頃から階段ダッシュや逆立ちとか基礎をかためられたのは良かった。(そのおかげで)フィジカルと体力とか、走りきる根性はついた。
福岡レディースにも所属していました。平野さんと徳田さんと両方(に教わった)。決めたら自分でキック、最後まであきらめず走るとか基礎の部分をたたき込まれました。(影響を受けたのは)原仁以奈さんとかですね。コミュニケーションとかですね。リーダーシップを取っている人がいればチームの雰囲気が変わるし、そういうのは大事だなと思いました。