8月3日、4日と長野県・菅平サニアパークでは、オッペンカップ2021・菅平女子高校セブンズ大会が開催され、関東学院六浦Aチームが優勝を果たした。初日に予選の結果から、関東学院六浦はAチーム、Bチーム、麗澤、佐賀工の4チームが4強進出を果たし、麗澤を26-0、佐賀工を24-0と完勝した。
準決勝:佐賀工v関東学院六浦B
佐賀工は前半、左のラインアウトをFW峰愛美主将と町田美陽のダブルリフトで高々と確保したのを起点にチャレンジチーム経験者のBK谷山三菜子が先制トライ。
直後、自陣深くまで攻め込まれたが、谷山が猛然と戻ってタックル、自陣ゴール前で相手のトライを防ぐと、すぐに起き上がって次の選手にもタックルしてノックオンさせるトライセービングタックル2連発。
前半を佐賀工が7-0とリードして終えると、後半のキックオフを捕ったFW町田美陽から峰主将がゲイン、さらに右をサポートした谷山が相手タックルを外してトライ。その後関東学院六浦Bもトライを返すが、佐賀工はもう1トライを加え、21-7で勝った。
準決勝:関東学院六浦Av麗澤
準決勝第2試合は関東学院六浦A対麗澤。
全国U-18セブンズで2年連続準優勝の関東学院六浦は、3年生によるAチームと2年生以下によるBチームの2チームで参戦し、2チームがともに4強入り。Bチームは準決勝第1試合で佐賀工に敗れたが、チャレンジチーム経験者の向來桜子、矢崎桜子を擁する3年生のAチームは麗澤を圧倒。
前半、向來桜子のトライで先制すると、自陣ゴール前右サイドのスクラムから高井瞳が左へ右へとグラウンドを2度横断しながら90mを独走するスリリングなトライ。12-0とリードして折り返すと、後半は選手を入れ替えながら寺谷芽生、松澤ゆりかがトライを加え、26-0で圧勝した。