8月17日(水)、「ワールドラグビー・セブンズチャレンジャーシリーズ2022チリ大会」で
優勝し、来季のワールドシリーズ(WS)で、4シーズンぶりのコアチーム復帰を決めた「サクラセブンズ」こと女子セブンズ日本代表が帰国、オンライン会見を行った。登壇者は鈴木貴士HC(ヘッドコーチ)、平野優芽主将、中村知春選手の3人。
――大会を振り返って
鈴木貴士HC とりあえずホッとしています。まずは目の前の一戦を大事にしていこうと選手に話していた。本当に、たくさんのプレッシャーの中、選手たちが3日間、ハードワークして優勝できたと思います。試合を重ねるごとに、チームとしてよくなって、どのチームよりまとまっていたし、どのチームより勝ちたい気持ちが出ていたと思います。来季、新しいチャレンジができることを嬉しく思います。ここからが本当のスタートとなりますので、次のステージに向けて頑張っていきたい。
平野優芽キャプテン 今回、優勝できてWSへの昇格の切符をやっと取り返すことができ、本当にホッとしている気持ちと、日本にも明るいニュースを届けることができて嬉しく思います。12月からWSがはじまりますが、その前に来月にW杯(ワールドカップ)という大きな大会が控えています。まだまだ世界との差があると思っています。ここからスタートだと思ってみんなで頑張っていきたい。
中村知春選手兼コーチ 優勝で終えることができ、すごくホッとしている気持ちです。若い選手の活躍が、若いリーダー陣が頼もしく成長して、大会通してすごく頼れる存在だなと思いました。また世界への扉が再び開いただけなので、ここからスタートラインだと思って頑張っていきたい。地球の裏側ですが、現地の日本人の方をはじめ、たくさんの人に応援されて心強い大会だった。