サクラセブンズの現在地―セレクションも兼ねた大会・中村知春キャプテン、永田花菜 | ラグビージャパン365

サクラセブンズの現在地―セレクションも兼ねた大会・中村知春キャプテン、永田花菜

2021/05/02

文●編集部


5月1日、国内女子セブンズの頂点を決める、太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2021が開幕。第1戦・東京大会の会場は秩父宮。残念ながら新型コロナの影響により無観客試合となったが、オンラインでのLIVE配信により、全試合が無料で公開された。

東京2020に出場する、女子セブンズ日本代表のメンバーを中心に構成されたチャレンジチームも本大会に参加。初戦はいきなり、昨年3位、先日の15人制大会で優勝した三重パールズと対戦。永田花菜がハットトリックを決め17-7で勝利すると、第2戦、第3戦も勝利し、1日目は3戦全勝でプール首位通過を果たした。

「勝利が当たり前」というプレッシャーの中で戦う選手たち。なかなか試合経験が積めない状況の中で、こうした緊迫した状況での経験はオリンピックにむけた強化として有効に働くことは間違いない。

キャプテンをと詰める中村知春とこの日5トライと大活躍の永田花菜が取材に応じた。



「このメンバーでこの大会に出場する意味を考える」中村知春

――太陽生命に代表スコッドとして出場しています。


まずスコッドみんながここにすごく出たくて、私が、私がどうしても出たいという感じだった。このような状況で開催して下さったこと、今まで育てていただいたチームに対してプレーで表現できる場だったので、思った以上に代表スコッドで出られるのは意味がある大会でした

大黒田裕芽

大黒田裕芽

――メンバー構成は


ドバイに行っていない国内組のメンバーと、ドバイに行ったメンバー3人(中村、永田、大黒田)です。(合わせる時間は)多くはなかったが1年間、みんなでやってきた時間でベースは同じ。太陽生命(という一つの大会)ですが、オリンピックに向けたセレクションの場にもなっている。個々(の選手)は複雑ですが、優勝を目標にしています。

黒木理帆

黒木理帆

――代表スコッドとして優勝しないといけないというプレッシャーは?


すごく、ありますし、難しいですが、プレッシャーをエネルギー、パワーにしてきた経験をたくさんしてきた。ここに立てる12人はそういうプレッシャーを得られるアドバンテージがあるので、オリンピック以上に意味がある大会と感じています。昨日の夜から、太陽生命にこのメンバーで出る意味を考えようぜ、という時間をしっかり取っています。

小笹知美

小笹知美

――セレクションの場ということで個とチームのバランスに関してはどう考えている?


自分(の強み)を出した結果が、チームの結果につながるという考えでやっている。ドバイ(インビテーショナル)はチャレンジさせてもらったが、強みを出して効果が得られる、成功率が高いプレーをチョイスしてチャレンジしていこうとしています。

個々の強みを出すこと、FW中心のチームなので、モメンタムを持ったアタックをしていくことがテーマとしています。課題は2試合目、3試合目でも出たように、仕留めきること、ドバイのメンバーに比べてコネクトが切れやすい。個々のタックル成功率もそうですが、細かいコネクトの部分を調和していかないといけない。

バティヴァカロロライチェル海遥

バティヴァカロロライチェル海遥

アタックはまだですね。成果、評価はまだです。(ディフェンスは)ドバイのメンバーはこうすれば守れると教えてくれている。世界の足の速い選手に対してもコネクトすれば守れる実感をそのままやってくれましたが、仕留めきるところだったり、大事な場面で、悪い部分で個が出てしまったのは、乱れていけない部分かな。弱みが出てしまったかな。ここにいるのは何かしら課題があると12人みんな思っているので、個々でしっかりブレイクスルーできるかを考えないといけない。

――2日目の意気込みは?


もちろん、優勝を目指しています。今まで代表チームはいろんなチームから人材やリソースを与えていただいているので、結果やプレーで一人ひとりがギブ(与えることが)できるものを表現できたらいいなと思っていますし、私たちはオリンピック予選だと思っているので優勝できたらいいなと思います。


「チームでやってきたことに自分の強みを出す」永田花菜

――初戦、ハットトリックでした


いつもと違うポジションで緊張はあったが、最初、みんながつないでくれたボールをトライできたのは大きかった。WTBは久しぶりで緊張したが、タックルでは肩当たれて、アタックでは自分で勝負するところで勝負できた。


――この大会の意味は?


ドバイ遠征は、自分の上手くいかなかった部分を修正して、太陽生命に準備して臨んだ。自分の強みを出しつつ、チームでやってきたことを体現できたらなとやりました。目の前のやるべきことをやったらつながると思いますが、(オリンピックに向けては)まだまだです。試合が少ない中で、練習でいい練習を積めるかと集中してやっています。

――ハレ・マキリHCからは何か言われたか?


特に言われたことはないが、チームとしてやってきたことをやれるように、その中で、自分の強みが出せたらいいなと思います。


――モチベーションは?


コロナ禍で練習できていないことは全然なくて、いい環境でやらせてもらっていることに感謝しています。オリンピックがあるかわからないが、目の前のことに集中してモチベーション高くやっています。

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