セブンズ女子日本代表・大黒田裕芽-より高いレベルへ環境を変え世界に挑む | ラグビージャパン365

セブンズ女子日本代表・大黒田裕芽-より高いレベルへ環境を変え世界に挑む

2020/10/14

文●編集部


セブンズ女子日本代表は、7日から22日まで熊谷合宿を実施。14日、コロナ禍以降、取材ができなかった練習をメディアに公開。大黒田裕芽選手がメディアとのオンライン合同取材に応じた。

年齢的に上から3番目に。チームのためになるならば、あえて厳しい事も言える存在に。

――今日からメディアにも練習が公開されました。長い時間グランドで練習していました。練習の強度や負荷などどのくらいあがってきているか。


合宿はじまったのは8月からでした。その時点ではコンタクトができない状況でした。今回の合宿では、人対人のコンタクトできるようになりましたそこを含めた練習をしました。今回の合宿から、走る、コンタクトの強度をあげることを目標にしているのですが。今日はその中でも(強度が)高かったと思います。今までみんなでラグビーをすることが少なかったので、貴重な時間なので集中してやりました。でもまだ強度は50~60%くらいです。これからまだまだあがっていくと思います。

――ゲーム形式でオフロードの練習が多かったように思いました。チームとしての手応えはどうですか。


前回の合宿からオフロードの練習が多くなっていて、最初のゲイン、2回目のゲインをオフロードでゲインしようとしています。今日はたくさんそういう場面がでてよかった。停滞したり、パスやキックを使うところの判断がまだ。次はその判断、精度をあげていきたい。立ってできるだけボールをつないでなるべくラックにせずにしたいのでその強化をしています。

――今までチームでは「妹キャラ」でしたが、年齢的に年上の方になったのでは?今のチームの雰囲気や人間関係はどうですか。

確かにずっと下のキャラでしたが、いつのまにか(年齢的に)上から3番目になりました。みんないい意味でフラットな関係です。年下のメンバーも年上に対してズカズカ来るので楽しくやっています。

当初は2チームに分かれて練習していたので、みんなで練習できることが楽しいようです。もっとラグビーをやりたいという声もあがっています。練習以外もどういう関係がわからないくらい仲が良いみたいです。

――オリンピック1年延期したことについて

1年間伸びたこと、楽しみにしていたので残念に思いましたが、その分これまで取り組めなかったことを重点的に強化しました。主にスピードトレーニングを週3回取りいれてこれまで自信のなかった部分でもある、スピード・アジリティートレーニングに注力しました。最初はチームでの練習ができなかったので、自宅の近くの門脇選手(アルカス)と一緒にやっていました。

――所属先(アルカス)をやめて名古屋で活動した理由は


中京大学に高校の時のコーチがヘッドコーチをやっていて、自分よりスピードもフィジカルも強い環境、レベルの高い環境で練習したかったので相談したら平日は中京大学で練習をさせてもらうことになったので名古屋へ移動することになりました。


――不安になるような状況ではなかったですか。今日の練習でも消毒されていたりしましたが、コンタクトの状況で気を使っていること


みんなでやっとここまで練習できるようになりましたが、まだまだコロナによって制限がある中で強度をあげられるかどうか。試合がない中で試合に使える練習ができているか、あまり時間の中で練習を無駄にしないように限られた時間でどうやっていくかという部分で不安はあります。試合があればトライして修正してということができましたが、今は練習の質にこだわるしかないかと思っています。コンタクトについては、大人数というよりは4対4までと時間と人数が制限されたなかでやっています。

――リオに出たメンバーとして、東京五輪に生かしたいこと


リオの時は ギリギリまで練習に参加できないという人もいた。チーム全体として練習の強度をあげきれなかったのが反省の一つ。今は精度と強度をあげながら、常にライブに近い状況でやり続けるということが大切かなと思います。


――いつから中京大学に行っている


1か月前くらいから中京大学で練習しています。アルカスを退団することになったので退社しました。今は就職活動をしながら練習をしています。

――中京大にいって練習していることが自分にいい経験になっているのか。


実際に男子の大学生と練習すると、私たちの中では出せないスピードが(体感できるのが)一番大きい。練習を重ねるうちに目が慣れてきて、全く手が出せなかったディフェンスで追いついてきたり。チームにはかなり理解していただいていて、私たちがやりたいシチュエーションもいれてくれたりしています。メインは15人制ですが、セブンズに近い練習をやってくれたり、アフターでも練習に付き合ってくれたる選手もいます。

他にも女子は大学生(名古屋レディース・猿田もえか選手)とアルカスから山中(美穂)さんも一緒に移ってきたので今は3人います。

――東京五輪にむけての目標・チームのモチベーション

チームとしての目標はメダル獲得。高い目標を持って頑張っている。個人としては経験と年齢も上なので、プレー中ではアタックでもディフェンスでもムラがなくいいプレーができる。試合中でもコミュニケーションをとったり、チームにとって必要なことならば厳しいことを言える選手になっていきたいと思います。


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