太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ第2戦、秋田大会が26−27日の2日間、秋田市のあきぎんスタジアムで開催された。
予選から圧倒した三重パールズ
大会は、三重パールズが決勝で日体大を17−14で破り、昨年11月の裾野大会以来2度目、コアチーム昇格後としては初めての優勝を飾った。
パールズはプール初戦でながとブルーエンジェルズをヴォーガン・ジャンナ選手の3トライなどで36−0と大破。2戦目は千葉ペガサスに大苦戦したが7−0で逃げ切ると、横浜TKMを22−5で下して初日は全勝。2日目は準々決勝でチャレンジを31−7、準決勝で追手門を31−7と破ると、決勝の日体大戦はダールズ・ジョージア選手、保井沙予選手のトライで先行。後半は日体大の反撃を浴びたが、ヴォーガン・ジャンナ選手が6試合連続のトライで突き放し、追う日体大を17−14で振り切った。
接戦を勝ちきって決勝に進出した日体大
東京大会優勝の日体大は、プール戦は順当に全勝。準々決勝のながと戦は延長戦の末に堤ほの花選手のサヨナラトライで31−26、準決勝のTKM戦も6点を追う終了直前、永井彩乃選手のトライと山本実選手のコンバージョンで21−20と逆転勝ちして決勝へ。三重パールズとの決勝も、7−17とリードされた後半6分、堤ほの花選手のトライと小林花奈子選手のコンバージョンで3点差に追い上げたが届かず、初の2大会連続優勝はならなかった。