平野優芽「前回金メダル獲得の相手を日本で倒す!」 | ラグビージャパン365

平野優芽「前回金メダル獲得の相手を日本で倒す!」

2021/07/02

文●編集部


30日、女子セブンズ日本代表・平野優芽選手がオンラインインタビューに応じた。高校生から代表に招集され、そのキャップ数は22と最終内定選手の中では最も多い。今22歳の平野だが、「これまで経験したことをチームに還元したい」。同プールに入ったリオ五輪で金メダル獲得したオーストラリア代表に対して「日本で倒す!」と意気込みを語った。

「個が強く、スキルフルに、でもチームとしてコネクトする」

――指揮官がハレ(・マキリ)さんになってどういう風にラグビーが変化した?


チームとしてやりたいラグビーの大きな部分は変わっていなくて、自分自身が一番感じているのは、個々の強みをより、チームとしてつながる、コネクトしてアタックもディフェンスもするのをハレさんが強調していると感じています。

個々の強みを活かしながら、全員が仕掛けながら、パスもできて、一人ひとりが求められる個々のスキルが求められているかなと感じています。そ強みを活かしつつもチーム全員が同じスキルだったり、やりたいラグビーができるように必要なものを、今まで以上に求められているかなと感じています。


――今まではフィジカル優先されていたが、個々の選手がスキルを求められている?


そうですね。フィジカルが強い相手に一人ひとりではなかなか勝てない。戦えないところが大きいがグラウンドにいる7人全員が補ってチームで守って、みんなでアタックし、グラウンドにいる7人がつながりあうことをすごく大事をしている。


――そこにキックなどを交えている?


はい。


――HPを見ると「レスポンビリティー」「アカウンタビリティー」がキーワードになっているようです。


チームミーティングでも、それらの単語はハレさんから多く出てくるワードです。チームとして、まず見ている人をワクワクするラグビーを体現するには、自分たちも楽しんでやることをハレさんも大事にしていますね。


――HPを見ると「レスポンビリティー」「アカウンタビリティー」がキーワードになっているようです。


チームミーティングでも、それらの単語はハレさんから多く出てくるワードです。チームとして、まず見ている人をワクワクするラグビーを体現するには、自分たちも楽しんでやることをハレさんも大事にしていますね。


――ポジションは


基本的にはSHをずっとメインにやっています。たまに他の選手との兼ね合いでSOも何回かやっているが、主にSHをやっています。


――ハレさんがイノベーションを持ってほしいと言っています。


まずゲームメイカーとして、相手のいるスペースだったり、隣にいる選手の強みを最大限に発揮できるような状況判断だったりを求められていると思うので、そういう部分を意識して練習や試合をやっています。

ハレさんからあまりああしろ、こうしろという指示はなく、選手同士で解決してほしいというか、聞いたことはなんでも答えてくれるが、スタッフに聞く前に映像とか見て選手同士でやっていってほしいというのがハレさんの考えで、お互いが話すことで、コンビネーションだったり、選手の使い方だったり(の練習)は(自分たちで)日々やっています。


――東京五輪ではオーストラリア、アメリカ、中国と同じプールに入りました。


オーストラリア代表はリオ五輪の金メダル、アメリカも銅メダル獲得している強豪国で自分たちより格上です。前回のメダルを獲得したチームと戦えるのは自分たちにとって大きなチャレンジになります。

中国も同じアジアでずっとやってきたチームなので、負けられない戦いになりますし、予選から熱い戦いが待っていてワクワクします。


(個人的にワクワクしていることは)同じプールに前回の金メダルを獲得したオーストラリアと対戦できるので、ホームの日本の会場で前回大会のチャンピオンを倒すのは楽しみです。


世界の舞台を高校生の時から経験―チームに還元したい

――自分の強みは?


ゲームメイカーとして、ゲームの理解度だったり状況判断だったりのところと、アタックでスピードの緩急やステップで相手の裏に出るプレーとか。そういう思い切ったアタック勝負は強みかなと思っています。


――高校からWS(ワールドシリーズ)に出場しています。中心選手としての自覚は?

今回のメンバーでは割と若い方ですが、ずっとこの4年、5年、高校生の頃から代表でいろんな国際試合も経験させてもらっているので、キャップ数も以外とチームの中でも高いほうです。いろんな経験している分、自分が引っ張れるところでは、いい影響を与えられるようにしたい。

――平均年齢22歳。自分が引っ張らないという気持ちがある?


今回、若いチームなので、年齢は自分の中であまり気にしていないが、今いるチームのメンバーの中でもいろんな経験をしてきていると思っています。そういった経験をチームに還元したり、自分が引っ張っていけたらいいなと思います。


――自分のプレーを作り上げる上で、大切にしていることや自分のラグビー人生で大きなきっかけになったことは?


自分のセブンズの基礎を作ってくれたのは、ラガール7というセブンズ専門のチームができて、そこで中学生ながら大人といっしょに練習をさせてもらったり、NZ(ニュージーランド)指導者の下でラグビーをしたりしていたのは、今の自分にとっては大きかったなと感じています。

そのラガール7というチームでも、小中の時やっていた杉並RS(ラグビースクール)でも楽しんでラグビーやってきたことが、すごく今にもつながっていると思います。今も代表の責任を感じながら、ラグビーという競技を楽しんでやれば、いいプレーにつながってくるかなと感じています。


――12人スコッドが明確になり、チームの変化を感じますか?


12人とバックアップの16人になって、メンバー選考に落ちてしまったチームメイトたちを見てきて、そういう選手の悔しい気持ちを、みんなエネルギーに変えてすごく合宿も頑張れていると思います。これまではメンバーに入るための戦いだったが、ここからはメンバーが決まってチームとしてオリンピックに向けて一つになっていくというところ。チームとしても士気が高まっていて、すごく一体感を持って合宿できていると思います


――今日、中村、大黒田の2人がバックアップメンバーに追加されました


今、このメンバーは若いメンバーが多いので、前回大会を経験している先輩方がまたチームの一員として加わってくれることに安心します。また2人がすごくチームにいい影響を与えてくれると思うので、私自身、嬉しいというか、また2人といっしょにラグビーができることが待ち遠しいです。


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