1月22日、三重交通グラウンド・スポーツの杜・鈴鹿では第9回全国女子ラグビー選手権準決勝の2試合が行われ、2月5日に小田原市城山陸上競技場で行われる決勝戦進出をかけて熱い戦いが繰り広げられた。第1試合は、日本体育大学女子ラグビー部(関東大会1位・以下、日体大)と九州・ながと合同チーム(関西大会2位・以下、九州・ながと)が対戦した。
日体大はWTB梅津悠月のトライで先制し流れをつかむと、29分、PR小牧日菜多のトライでリードを広げると前半終了間際にもPR峰愛美のトライで19-0とリードして前半を折り返した。
後半、日体大はゴール前に攻め込むも自分たちのミス、ハンドリングエラーで取り切れない時間帯が続くが17分、PR小牧日菜多が2本目のトライをあげ26-0と大きくリード。
九州ながとは何度か敵陣ゴール前までボールを運ぶも、日体大のディフェンスが崩せず後半も残り5分をきると、38分、日体大CTB人羅美帆のキックパスをキャッチしたWTB堤ほの花がダメ押しのトライ。結局33-0で日体大が勝利し決勝進出を果たした。日体大は連覇をした第4回、第5回以来のタイトル獲得を狙う。