現在ニュージーランド遠征を行っているU20日本代表。25日と30日にニュージーランド学生代表と試合を行う。遠征を前に行われた千葉合宿(15日~18日)には33人の選手が参加した。本合宿の中で16日、日本代表レジェンド、FB五郎丸歩さんがスポットコーチとして選手たちを指導した。技術的な部分だけでなく、メンターとして世界の舞台で経験した話をしたという。練習終了後に五郎丸さんが取材に応じた。
――どういった経緯で今回キッキングコーチをすることになったのでしょうか?
五郎丸歩さん(以下、敬称略) いろんな人たちが集まっているのは知っていたので、(大久保ヘッドコーチに声をかけられて)私で良ければという(苦笑)。でもキックはHOとかと一緒で専門職なので私が力になれればということで(合宿に)来ました。
――ジェネラルキックにプレースキックと熱心に指導していましたね
五郎丸 キッキングコーチは日本の中ではあまりいないので、自分でどうにかしないといけないので、問題点はあるかなというところがあります。ただ100人いれば100通りの蹴り方があると思うので、自分は原理原則だけしか基本的には教えない。
あとは自分に合ったフォーム、蹴り方というのをマスターしてくださいというスタンスで(教えていました)。(選手たちの)伸びシロは全然(あります)。