3日、花園ラグビー場では、第101回全国高校ラグビー大会準々決勝、長崎北陽台高校と國學院栃木高校が対戦。
国学院栃木は勝利すれば初のベスト4、長崎北陽台は87回大会以来14季ぶり3度目の4強進出となる一戦。
前半はほとんどの時間帯を国栃が敵陣で攻撃をするが北陽台のディフェンスも崩れず、国栃がCTB田中の1PGによる3-0で前半を終了。
後半、最初にスコアしたのは國栃。SO伊藤のトライで10-0とすると、北陽台も後半10分、LO白丸のトライで7-10と食らいつく。3点差のまま後半も残り5分、國栃がWTB武藤のトライで勝利を大きく引き寄せる。北陽台は攻撃の時間帯をなかなか作ることができず苦しい展開もボールを持てば、SH川久保、SO大町の強力なハーフ団を中心に攻撃をしかけるもそのまま試合終了。國學院栃木が17-7で勝利し、栃木県勢としても初の4強入りを果たした。試合後に吉岡肇監督が喜びを語った。