ラグビージャパン365では本誌恒例、日本ラグビー界10大ニュースを考えてみました。コロナ禍で活動が著しく縮小した印象のあった2020年ですが、振り返ってみると、コロナ関連だけではない、いろいろなニュースがあったことがよく分かりました。コロナ禍があったからこそ起きたポジティブなアクションも、このランキングに入った項目以外にもたくさんありました。
皆様も、皆様にとってのラグビー界10大ニュースランキングを作ってみてはいかがでしょうか? ではランキングの発表です。
1・コロナ禍により日本代表年間テストマッチはゼロで終わる(1966年以来54年ぶり)
2020年は世界中が新型コロナウイルスCovid-19に翻弄された1年でした。日本ラグビーはトップリーグが6節で打ち切り終了。日本代表は秋に南半球、北半球それぞれの国際大会参加を模索したが諸事情が折り合わず結局1年間テストマッチゼロになってしまいました。日本代表がキャップ対象試合ゼロで終わるのは1966年以来54年ぶり。キャップ制度が制定された1983年以降では初めてのこと。やむをえないこととはいえ残念な限りです…。
2・松島幸太朗がフランス移籍、大活躍!
コロナ禍で国内シーンも国際シーンも沈黙していた2020年、日本ラグビーに明るいニュースを届けてくれた最大の功労者は松島幸太朗でした。フランス1部クレルモンへ移籍。日本チームに籍を残したままでの期限付き移籍ではなく完全に退団しての移籍で、デビュー戦から大活躍。12月12日の欧州カップ・ブリストル戦では3トライのハットトリックまで達成!日本ラグビーのレベルの高さを一人で欧州へアピールしてくれました!