速報・ラグビーワールドカップ2019の開催都市候補発表記者会見 | ラグビージャパン365

速報・ラグビーワールドカップ2019の開催都市候補発表記者会見

2014/11/05

文●斉藤健仁


11月5日(水)15時より、東京・日本ラグビー協会でラグビーワールドカップ2019の開催都市候補に関する発表記者が行われ、ラグビーワールドカップ2019組織委員会事務総長の嶋津昭氏より14カ所の開催都市候補地が発表された。

開催都市候補を読み上げる嶋津氏。

開催都市候補を読み上げる嶋津氏。

11月から開催希望申請書の審査、候補都市の視察、個別協議・交渉を行い、来年の1月には組織委員会の内部的に10〜12カ所を決定しRWCL(ラグビーワールドカップリミテッド)承認を経て、来年の3月に2019年のラグビーワールドカップの開催都市が正式に決定する。

冒頭、嶋津氏は「北は北海道から南は九州まで非常にバランスの取れた開催都市立候補をしていただいたと思う。2019年にラグビーワールドカップを日本全体で盛り上げて、国民で楽しめると信じています」と挨拶した。

 

ラグビーワールドカップ2019 開催都市立候補地(14カ所)

開催都市立候補地/試合開催会場候補

札幌市/札幌ドーム 
岩手県・釜石市※/釜石鵜住居復興スタジアム(仮称)
仙台市/仙台スタジアム
埼玉県・熊谷市※/熊谷ラグビー場
東京都/新国立競技場(開幕戦と決勝戦の開催決定している)
静岡県/小笠山総合運動公園エコパスタジアム
愛知県・豊田市※/豊田スタジアム
京都市/西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
大阪府・東大阪市※/花園ラグビー場
神戸市/御崎公園球技場
福岡市/東平尾公園博多の森球技場
長崎県/長崎県立総合運動公園陸上競技場
熊本県・熊本市※/熊本県民総合運動公園陸上競技場
大分県/大分スポーツ公園総合競技場

※の開催都市立候補地は共同または連名での立候補

北は札幌、南は熊本までの14カ所のスタジアムが立候補した

北は札幌、南は熊本までの14カ所のスタジアムが立候補した

また嶋津氏は「(横浜国際総合競技場を持つ横浜市が立候補しなかったことから開幕戦や決勝戦だけでなく)準決勝や3位決定戦も新国立競技場で開催する可能性他が高い。

常識的に考えて4つのプールを日本のブロックごとに開催するのが望ましいが、日本代表の試合会場を固定してしまうのはどうかと思います。日本代表の試合は日本全国のファンが見たいと思っていると思います。ブロック分けなどの方針はRWCLとの調整を待ちたい。

サッカーのJリーグだけでなく、他のプロスポーツ、陸上競技場を使っている競技団体との調整など、会場ごとにいろいろ課題があると思います。ただ、まだ少し時間あるので、Jリーグやプロ野球機構などと日程を詰めていく過程で相談し、調整していきたい」などとコメントした。

 

ラグビーワールドカップ2019概要

・2019年9月〜10月予定(7週間) 20チームが参加
1. 予選プール 5チーム×4プール(40試合)
2. 決勝トーナメント 準々決勝、準決勝、3位決定戦、決勝(8試合)
総計48試合
※日本全国10〜12会場程度を予定

 

◇試合カテゴリー
開幕戦・準決勝・3位決定戦・決勝 60000人以上
準々決勝 35000人以上
プール戦 カテゴリーA 40000人以上  ティア1同士の対戦、日本の試合
プール戦 カテゴリーB 20000人以上 ティア1とそれ以外のチームとの対戦
プール戦 カテゴリーC 15000人以上 ティア2以下のチーム同士の対戦

斉藤健仁
スポーツライター。1975年4月27日生まれ、千葉県柏市育ち。印刷会社の営業を経て独立。サッカーやラグビー等フットボールを中心に執筆する。現在はタグラグビーを少しプレー。過去にトップリーグ2チームのWEBサイトの執筆を担当するなどトップリーグ、日本代表を中心に取材。プロフィールページへ


 

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