サンゴリアス9トライで大勝!堀越康介「最初の20分でフィジカルバトルで優位に立てた」 | ラグビージャパン365

サンゴリアス9トライで大勝!堀越康介「最初の20分でフィジカルバトルで優位に立てた」

2024/03/03

文●編集部


3月2日、NTTジャパンラグビーリーグワン・ディビジョン1、東京サントリーサンゴリアス(5層2敗)はリコーブラックラムズ東京(1勝6敗)と対戦。チームが掲げる、アグレッシブ・アタッキングラグビーを体現するかの如く、スピードあるアタックで9トライを決めて62-0で大勝。ボーナスポイント1を含む勝ち点5を獲得。独走する、ワイルドナイツ、ブレイブルーパスを追走する。

試合後、田中澄憲監督は、準備したプランを実行できたこと、ブレイクダウンでの意識の高さが結果につながったと評した。堀越康介キャプテンは、相手はFWのリザーブを6人入れていることからフィジカルバトルで勝負してくると思っていたとして、そのバトルに最初の20分で優位にたったことが勝因につながったと話した。

田中澄憲監督と堀越康介キャプテン

田中澄憲監督と堀越康介キャプテン



試合について田中澄憲監督は「今日は言う事あまりないですかね。選手たちが本当に素晴らしいプレーを見せてくれた。相手を0点に抑えたゲームはあまり記憶にない。ディフェンスの強いリコーに62点という得点もそうですが、0点に抑えたというところに価値がある勝利かなと思います」と満足した様子を見せた。

この試合で優位にたったブレイクダウンについて「昨年も前のシーズンもブレイクダウンで後手に回っていた。相手のHC(ヒューワットHC)もサントリーの人間ですし、我々がやられて嫌なことはわかっていると思うので、んブレイクダウンで速いリサイクルができた、本当にボールが動くいいアタックができていたし、ターンオーバーの数も少なかった」と話した。

尾崎秦雅

尾崎秦雅




プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれた松島幸太朗のプレーについて「マツは15番にかなりこだわりがあるので、そのこだわりを持ってプレーしてくれている。自分のやりたいポジションでプレーすることは大事。でも15番でプレーするために求められっるスタンダードがあるので、そこがどんどん今上がってきている。マツと話しながらそういうのを求めて、彼もしっかりそこを理解して取り組んでくれている。マツのパフォーマンスが上がってくるとチームにとっては大きくなる」

松島幸太朗

松島幸太朗



また後半途中から出場したSOニコラス・サンチェスについて「フィニッシャーとしてあおの位置にいてくれるのは安心感がある。(高本)幹也も若いSOで成長していますが、ニコが後ろにいることで、失敗を恐れず思いっきりできていると思います」と評価した。

ニコラス・サンチェス

ニコラス・サンチェス



高本幹也

高本幹也

堀越康介キャプテンは、今日の試合を通じてペナルティが少なかったことについて「ずっと課題だったのが規律のところでした。今日の試合は最初、規律が良くて相手がペナルティを犯す展開だった。ペナルティをすると自分たちがモメンタムを作ろうとしても、一気に陣地を回復されてしまうので、そこはパナソニック戦が終わってから、かなり意識しましたしミーティングもしました。レフリーにクリアな画を見せていこうとチームとしてやっている最中です」とペナルティーに対する意識を強調した。

堀越康介キャプテンはハットトリックを決める活

堀越康介キャプテンはハットトリックを決める活



さらにこれからプレーオフを含めてさらにペナルティの重要性をチーム全体として意識すると話す。「これから緊迫した試合、強い相手とやるとき、もし、プレーオフにいっても、一つのペナルティですべてが大きく変わってしまうということをチーム全体として意識氏始めている。今日、良かったことはそこですかね。それがスロースタートにならなかった要因でもあると思います。


江見翔太

江見翔太




レフリーとはコミュニケーション取って、その声を聞くことと手を付いたらペナルティを取られてしまうので、余計なことをしない。我慢してディフェンス、我慢したら、僕らのフェイズでスコアを取れる自信があったので、そういうことをやっていこうと話していました」

この試合ではハットトリックを決めたが、「(ハットトリックは)去年の近鉄(花園ライナーズ)戦以来です。モールトライは嬉しいですが、HOのトライは『チームのトライ』です」とコメントを残した。

後半、LOホッキングスのトライ

後半、LOホッキングスのトライ



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