18日行われたジャパンラグビーリーグワンプレーオフ準々決勝で、クボタスピアーズ船橋・東京ベイが20-15で東京サントリーサンゴリアスに勝利。2シーズンぶりのリーグ制覇に一歩前進した。フロントローのHOマルコム・マークスとPR紙森陽太に試合後話を聞いた。
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ HOマルコム・マークス

マルコム・マークス
ーー今日の試合について
非常に厳しい試合でした。非常に暑かったです。サンゴリアスに対して戦う時は、非常に厳しい戦いになると思っていました。まさにその通りでした。でも結果として勝ててチームを誇りに思います。
ーーラインアウトについて
湿気は投げる前にボールを拭いたから、そこは影響したわけじゃないけど、サントリーのプレッシャーが大きかったです。そこがかなり苦戦しました。次への学びとして生かしたいと思います。

ーー次戦について
今日までこの試合にフォーカスしてきたので、まだそれを楽しみたいと思います。
ーーコルビについて彼が何をするか分かっていましたか、それとも止めるのが難しかったですか
彼は非常に激しいプレーをする素晴らしい選手です。一緒にプレーしてきましたが彼が何をするか分からないところがあります。今日はラッキーだったかもしれません。
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ PR紙森陽太

紙森陽太
率直に今は嬉しいという気持ちと、課題が多かった試合だったと思っています。修正してパナソニックに向かわないといけないなと感じています。
ーー課題とは?
今日は暑くて汗でボールが滑って、ノックオンする場面とかミスが多かったえすね。BKとの連携の部分もそこが目に見えた課題じゃないかな。
ーー花園でプレーオフを戦うというのはどんな気分ですか?
僕もやっぱり関西の人間なので、花園でやるというのはすごくワクワクしますし、家族とか友達も見に来てくれるんで闘志が燃えるそんな会場ですね。

ーープレーオフということでいつもより緊張感はありましたか?
昨日まで負けたら終わりということで、緊張したりしたんですけど、今日の朝、考えてみると、いつも通りやったら、それでいいかなと。いつも通り以上のことはなかなかできないと思ったら緊張はなくなりました。
ーー来週はワイルドナイツとの試合です。直近の試合では引き分けでした。
引き分けはしましたけれど、僕達のラグビーを信頼してやり続ければ必ず勝利できるチームだと思っています。しっかり自分たちの形を日曜日にぶつけられるように、いい準備していきたいです。
ーー先週、(近大で同期の)福山竜斗選手とダイナボアーズ退団について話をしました。神森選手と近大で一緒にトレーニングすることがあると話をしていました。昨日は(近大後輩の)植田和磨選手がプレーオフで活躍していました。
そうなんですね。(福山)竜斗は同期のキャプテンでしたし、彼は常に向上心があるんで、新しいチャレンジするということは、彼自身、考えがあって、すごくポジティブな方向に向かっているとおもうんで、僕自身も応援したいし、助けられることがあればコミュニケーションとったりしたいです。
ーー近大ではよくトレーニングするんですか?
そうですね。結構連絡取り合って、近大帰るようだったら、俺も帰るわみたいな感じで、かえって一緒にトレーニングしたり、近大の学生たちになにか教えたり。トレーニングしながら僕達も学ばせてもらっています。
ーー昨日、植田和磨選手は「紙森先輩が活躍しているんで励みになる」と言ってましたよ。
本当ですか?そんなこと言ってくれたんですか。

アーリーエントリーながら、静岡戦で先発出場した植田和磨は紙森の後輩
ーー近大のあの時のメンバーがトップレベルでやっているというのはどうですか?
僕自身も一緒で、和磨は昨日の活躍ぶりを見てたんで、ラインブレイクしましたし、やっぱり僕も負けてられないとすごく感じます。