26日、ジャパンラグビーリーグワンは第16節を迎えた。2位のクボタスピアーズ船橋・東京ベイは、今シーズン、ホストえどりくでの最終戦、三重ホンダヒートと対戦し、39‐20で勝利。ボーナスポイントも獲得し勝ち点5を積み上げ62とし、2位をキープした。
前半ヒートにフィジカルバトルで苦しむも、後半SH藤原忍のトライから、連続トライで後半序盤の15分で22点と突き放しペースを掴むと、ハラトア・ヴァイレアのハイボールキャッチからヒートを揺さぶり、スペースにボールを運んでディフェンスを崩し、WTB根塚洸雅のトライで中押し、さらにヴァイレアのトライでダメ押しと理想的な展開で試合を締めくくった。

43分、SH藤原忍のトライ

マルコム・マークスがラインアウトからの返しからのトライ

兄・根塚聖冴のタックルを受けながらトライ

74分、ハラトア・ヴァイレアがトライ
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ フラン・ルディケHC

フラン・ルディケHC
こうしてえどりくで試合ができることにとても感謝していますし、オレンジアーミーのサポートも感じますし、雰囲気も最高です。だからこそ今日の試合のようなパフォーマンスにつながっていると思います。
バイウィーク明けでしっかりと戦っていかないとならないブロックの中で、ホンダさんも前半は特にすごいパフォーマンスが良くて、我々もディフェンス面では良かったですし、お互い我慢の戦いでした。

えどりく最終戦で集まったオレンジアーミーに挨拶するスピアーズ
我々ではスモールヴィクトリーと言っていましたが、小さな局面での勝利をどれだけ重ねることができるか、それが後半、我々の方が勝利したことにより、全体の結果につながったと思います。
後半はチャンスを作って、いいアタックやディフェンスをして、それをスコアボードに反映させることができ、勝利につながりました。