スピアーズ準決勝進出、立川理道「これがプレーオフ。こうして1試合経験積めたのはチームとしてポジティブ」 | ラグビージャパン365

スピアーズ準決勝進出、立川理道「これがプレーオフ。こうして1試合経験積めたのはチームとしてポジティブ」

2025/05/20

文●編集部


クボタスピアーズ船橋・東京ベイは2季ぶりの頂点にむけて一歩前進した。18日行われたプレーオフ準々決勝で東京サントリーサンゴリアスに20‐15で勝利した。試合後、CTB立川理道が取材に応じた。

クボタスピアーズ船橋・東京ベイ 立川理道

これがプレーオフというか、すごくタイトな試合になったと思う。PGの選択とかは結果論ですが、(相手の)厳しいディフェンスの中でポイントに変えられなかったのは反省する部分です。ノックアウトステージではポイントに変えられる部分で変えていかないとこういう試合になってしまう。厳しい時間が続いた。


――リーグ戦2試合目は30-10で勝っていた


入っていたメンバーはそこまで焦りはなかった。なかなか取り切れないというか、相手のしぶとさは感じた。ポイントに変えられなかったのは反省はあるが、次に向けて勝って反省できるのはポジティブなところかなと思います。

立川理道

立川理道


――PO経験していない選手もいたが、緊張や固さは


試合に向ける準備も雰囲気も良かったので準備は悪くなかった。バックスリーも含めてミスも多かったですし、固さみたいなものはあったかもしれないが、ゲーム中、そこまで感じることはなかった。やっぱり前半、ポイントに変えられない時間が続いたことが、全体的なプレッシャーを感じた部分があった。

――グラバーキックの選択は?


コルビがすごく良いカバーしていた。スペースは見えていたが、次も手放したときにどう取り戻すところまで修正しないといけないし、どうスコアをとるかまで突き詰めないといけない。


――ラインアウトがあまりうまくいかなかった


サントリー、すごくラインアウトのディフェンス良かった。ラインアウトが増えていく中で、アタックもディフェンスももうすこしバリエーション考えていく必要があった。(相手の)モールのディフェンスも良かったので、そこからの組み立てもなかなかうまくいかなかった。そうなったときにどうなるかまで突き詰めていく必要がある。


――やっぱりサンゴリアス強かった?


ここまで来るチームというか、今季のリーグワンはタイトな試合多かったし、プレーオフに入ればディフェンスとか激しくなると予想していた。ハーフタイムは、プレーオフ経験してきた選手が「これがプレーオフみたいな感じ」とか「大事なのはディフェンス」「ポイントに変えていこう」という話が出ていた。これは勝って言える話ですが、勝って反省できてよかった。


――準決勝のワイルドナイツ戦に向けて


どこで戦うかというところ、前半はテリトリー含めて良かった。あそこでどうポイントに変えていくか。パナソニックはなかなかチャンスはないと思うのでポイントを変えていくことをやっていきたい。あおてゃディフェンスは自信を持っているので、しっかり修正しながら頑張っていきたい。


――次の試合は上の順位の相手に挑みます


下位も上位もない。プレーオフに入れば、今までの順位に関係なく、こういうタイトなゲームになることはわかっていた。その中で、自分たちがどうすべきかが大事。今日は前半の出来がよくなかったので、そこを修正したい。

リーグ戦でも2回やって引き分けと1敗しているので、特徴なんかは抑えていますし、プレーオフの戦い方はパナソニックの方がかなり経験あると思うが、こうして1試合経験積めたのはチームとしてポジティブです。コンディションや勢いみたいなものはクボタの方があると思うので、しっかり逆にアドバンテージとってやっていきたい。体きついといっても、ずっとリーグ戦をやってきたのでリカバリーしてやっていきたい。

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