3月2日、秩父宮ラグビー場ではNTTジャパンラグビーリーグワン、東京サントリーサンゴリアスとリコーブラックラムズ東京の一戦が行われ62-0でサンゴリアスが完封勝利を収めた。この試合でFB松島幸太朗が印象的な2トライを決め、さらにキレのあるパフォーマンスで試合のプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出された。
試合後のミックスゾーンで「2個のトライで(プレーヤー・オブ・ザ・マッチは)僕かなと思った」と振り返った。第2期エディージャパンについて質問があがると「変に意識しすぎるのはよくない。サントリーのラグビーをしっかり貫きたい」と話した。
プランを出し切った試合だった
ブラックラムズを圧倒した試合について松島は「プランとして用意したことが出せた試合かなと思います。最初はキックをしてという感じのプランだったが、行けるときは行ける感じがあった。その状況にあわせたアタックができたと思います」と振り返った。
田中澄憲監督から、チームが求めるFBの役割を果たしているという評価されたことに対して「求められていることをやればチームとしてうまく回っていくと思う。本当に自分の仕事をどう理解するかというところで変わっていくと思うので、常に話し合いながらやっていきたい」とコメントした。
ゲームの中では50-22のキックも成功しチームを前進させた。「狙ったわけじゃないですが、しっかり相手の頭を越えることを意識していたので、そのボールが上手く外に出てくれた。あとはFWに任せるという感じだった」(松島)
松島は南アフリカ代表のチェスリン・コルビと同じポジション争いをおこなっている。「タイプが似ているようで違うところもあるので、比較というところも難しいですが、求められている仕事を全うした上で、なんとかランとかやっていく。今日、それが出た。今日はこういう感じというイメージが湧いてきた」と述べた。