12月9日（金）、「NTTリーグワン2022－23」開幕に向けて、コベルコ神戸スティーラーズが旧クラブハウスで開幕前記者会見を行った。登壇したのは今季、アシスタントコーチから昇格したニコラス・ホルテンHC（ヘッドコーチ）、そして新たにキャプテンとなったFL（フランカー）橋本皓だった。

ニコラス ・ホルテンHC

今日の試合（31－33）を見てもらって感じたかもしれないですけど、試合開始から35分ぐらいは神戸がやりたいことができた時間があると思います。自分たちのこれからの今シーズンチャレンジはこれを35分じゃなくて、80分間やりきることだと思います。そうすればたくさんの方々に喜んでもらえる試合をお届けできると思う。 だからその状態になるまではまだまだ成長しなきゃいけない部分があります。

プレシーズンから始まってもう（来週）試合なので、長いシーズンになるになりますけど、来週のタイミングではもう80分の状態まで持っていけるかわかんないですけど、最低でもより長い時間、自分たちのラグビーができる時間を作る準備をしていかなきゃいけない。

ニコラス・ホルテンHC（左）、橋本皓キャプテン（右）

橋本皓主将

我々のラグビーを80分間やり通すことが重要なことだと思っています。それをしっかりすれば、自分たちが勝てると信じていますので、それを遂行する、そういった部分を 力を入れて、改革を続けて、また開幕から優勝に向けて繋げていきたいと思っています。


――どこを改善していけば実現するか。


ホルテンHC　まず一つは、自分たちのミスで相手に得点を与えてしまっているので、そのスキルエラー、自分たち自身のスキルエラーが一つと、もう一つの部分はディフェンスでの精度です。で、タックルの精度をあげる部分を修正しなきゃいけないと思います。 今日の試合もそうだと思いますけど、自分たちのラグビーはハイスピード、テンポの速いラグビーだと思っており、その速いラグビーをして行く上で、自分たちが早くポジショニングする必要があると思います。ただ、ポジショニングスピードが遅くなるタイミングが早すぎて、自分たちはそこの部分が足りないんです。


橋本キャプテン　今日の 試合直後でまだ何とも言えないですけど、 自分たちのミスとか、そういった部分で相手に流れを与えるようなことが多かったと思っています。 ボールを扱うリスクも含めてです。そういった点を改善して行く必要がある。