12月3日、熊谷ラグビー場で、リーグワン開幕前のビッグマッチ、埼玉ワイルドナイツと東京サンゴリアスのプレシーズンマッチが行われた。
両チームはトップリーグラストシーズンとリーグワンのファーストシーズン、2季続けてファイナルで対戦している、国内2強と呼ぶべき双璧だ。
今回は開幕前、互いに最後のプレシーズンマッチとあって、多くの選手をテストするために40分×3本という変則ルールで試合を行った。

試合前には欧州遠征から帰国した日本代表選手がトークショー。両チームの選手がそろうところがスゴい!

今季から指揮を執るサンゴリアスの田中澄憲監督
注目点はたくさんあったが、何よりのトピックは日本代表SO松田力也の復活だろう。松田は5月7日のリーグワン最終節・スピアーズ戦で左前十字靱帯を断裂。この日は7ヵ月ぶりの実戦復帰だった。

選手入場。松田力也は5月7日にここ熊谷で負傷して以来7カ月ぶりの実戦
快晴に恵まれた熊谷ラグビー場には3445人の観衆が集結した。豪華なカードとしてはややさみしいようにも思えるが、プレシーズンマッチとしては破格の数字といっていい。しかもこの試合は有料試合として行われた。

日本代表にSH2人を送り出したサンゴリアス、先発SHは大越元気