2020サクラセブンズの現在地―スコッド24名の最新練習風景と表情に迫る | ラグビージャパン365

2020サクラセブンズの現在地―スコッド24名の最新練習風景と表情に迫る

2020/11/12

文●大友信彦


2020年、新型コロナウィルスの感染拡大、東京五輪延期による活動停止から、サクラセブンズが活動を再開している。8月上旬から2班に分かれ、少人数による2-3日間の短期合宿で始動。当初は集合しても宿舎でも別室からオンラインでミーティング、グラウンドに出ても距離を開けての個人トレーニングだったが、9月23日からの熊谷合宿でようやく2班が合流。10月7日からの合宿ではまだ100%ではないもののコンタクトありのメニューを取り入れ始めた。合宿自体、9月までは報道陣に非公開で行われていたが、10月から一部を公開している。

RUGBYJAPAN365では、10月14日と11月5日の公開練習から、サクラセブンズスコッド最新の練習風景、表情をお届けする(セブンズキャップは日本ラグビーフットボール協会メディアガイドに準拠しました)。

中村知春 ナナイロプリズム福岡(電通東日本) 32歳 セブンズキャップ49

2011年10月のアジア女子セブンズシリーズで日本代表デビュー。
2012年8月のアジアパシフィックセブンズで初めてキャプテンを務める。
2013年ワールドカップセブンズ、2014年アジア競技大会、2016年リオ五輪、2018年ワールドカップセブンズすべてキャプテンとして出場、サクラセブンズを支えた。
太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2017東京大会MVP、年間MVP
昨年でアルカスクイーン熊谷を退団し、ナナイロプリズム福岡設立に参加。自粛期間は前拠点の熊谷に滞在。
「家にトレーニング器具を持ち込んだり、クルマをスクラムマシンに見立てて押したり、クリエーティブに考えて練習していました」
自粛明けは新拠点の福岡と代表合宿地の熊谷を往復しながら、新クラブの選手兼GMとして女子ラグビーの新しい文化発信を目指す。

「12人が同じラグビー描ければ、目標が見えてくる」中村知春(女子7人制ラグビー日本代表)



大黒田裕芽 名古屋レディース 26歳 セブンズキャップ33

松戸少年ラグビースクール-千葉ウエストブルース-市立船橋高-立正大/アルカスクイーン熊谷-名古屋レディース
市立船橋高3年の2012年8月、アジアパシフィック女子セブンズで代表デビュー。
2013年、ワールドカップセブンズ出場。2016年リオ五輪代表。
2018年ワールドカップセブンズ出場。2019年11月オセアニアセブンズ主将。
太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2015秋田大会MVP
太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2014年間得点王

今秋、アルカス熊谷を退団、名古屋に拠点を移し、平日は中京大ラグビー部で男子とともに練習、週末は名古屋レディースで練習。「名古屋に移って、遠くから合宿に来る人の大変さが分かりました。今まで熊谷での合宿には自宅から通っていましたから(笑)」現在就職活動中。
セブンズ女子日本代表・大黒田裕芽-より高いレベルへ環境を変え世界に挑む

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