7月22-23日の2日間、熊谷市の立正大学熊谷キャンパスラグビー場で、カレッジセブンズこと大学女子7人制交流大会が行われ、日体大女子が決勝で2年連続の対決となった東京山九フェニックスを19-12で破り、2年連続4回目の優勝を飾った。
大会のトライランキングと得点ランキングは以下のとおり。
トライランク
1 山本侑衣菜 東京山九フェニックス 7T
2 新野由里菜 日体大 6T
2 近藤帆夏 ブレイブルーヴ 6T
2 安永佳奈 日本経済大 6T
5 松村美咲 東京山九フェニックス 5T
5 石田茉央 東京山九フェニックス 5T
5 西 真央 四国大 5T
5 金島瑠奈 四国大 5T
5 尾崎夏鈴 四国大 5T
5 長瀬拓美 立正大 5T
大会トライ王に輝いたのは東京山九フェニックスの山本侑衣菜。DAY1の日経大戦で3トライのハットトリックを決めるなど5T。DAY2も準決勝のブレイブルーヴ戦でリードされた後半、逆転勝ちに繋がる値千金の連続トライ。太陽生命シリーズでは絶対的エースのニアトリバー、原わか花の2枚看板不在の大会でエース役を果たした。
得点ランク
1 村田彩乃 追手門学院大 46=4T13C
2 松村美咲 東京山九フェニックス 41=5T8C
3 安尾琴乃 ブレイブルーヴ 40=4T10C
4 山本侑衣菜 東京山九フェニックス 35=7T
4 西 真央 四国大 35=5T5C
6 新野由里菜 日体大 32=6T1C
7 金島瑠奈 四国大 31=5T3C
8 近藤帆夏 ブレイブルーヴ 30=6T
8 安永佳奈 日本経済大 30=6T
8 小川愛夢 横河武蔵野 30=4T5C
得点王に輝いたのは追手門の村田彩乃。MVPと得点王の2冠に輝いた2021年(2回目の優勝)の45得点を1点上回った。チームは組み合わせの運にも恵まれず、DAY1の不振で決勝トーナメント進出を逃したが、DAY2は得点を量産。追手門でのラストマッチとなったアルテミスターズ戦は2T6Cの22得点で52-0の圧勝に貢献。ラストキックとなった後半9分、右中間からのコンバージョン成功は鮮やかだった。2位のフェニックス松村美咲、3位のルーヴ安尾琴乃も代表の実力を発揮、ランにキックに高いパフォーマンスを見せた。
今大会で輝いたパフォーマンスを見せてくれた選手をドリームセブンとして本誌が独自に選定した。