5月1日、2日に行われた太陽生命ウィメンズセブンズ2021・東京大会を制したのは、サクラセブンズ候補選手を中心に構成されたチャレンジチーム。「勝つことが当たり前」と思われる、厳しいプレッシャーの中で、しっかりと結果を残した。オリンピックの最終スコッドに残るためのセレクションも兼ねており、チームの勝利と個人としてのパフォーマンスのバランスを取らなければならなかった。試合後、今大会MVPに輝いた、大黒田裕芽選手を始め、バティヴァカロロライチェル海遥、黒木理帆の3選手が取材に応じた。
「自分のやらないといけないところに戻れた」黒木理帆の
――今大会の課題と収穫
自分たちのやりたいラグビーをやりあって、初めての対戦相手で、やりたいラグビーをして、どういうラグビーをするか明確になってよかったと思います。小さいミスで日頃、どれだけ一緒に練習していても、相手に取られてトライ取られることもあって、そういうミスにもっと厳しくしていかないといけない。
――ドバイには行けなかった
ドバイ前は考えてしまって、自分の強みを出せず、考えてしまった。国内に残った合宿では自分の強みで勝負するぞというメンタルというか、モチベーションを上げて、この大会でも自分の強みで勝負することだけに集中して、勝負することがたくさんあった。ドバイのメンバーは外れたが、自分のやらないといけないところに戻れた。(アングルチェンジのランは自分の持ち味を出せた?)はい!