6年目のシーズンを迎えた女子7人制ラグビーの国内サーキット・太陽生命ウィメンズセブンズシリーズが、4月28-29日の秋田大会で開幕した。
世界でも他にない女子7人制ラグビーのサーキット大会。昨季は日体大が2度目の総合優勝を飾り、これまでの総合優勝はアルカス熊谷が3回、日体大が2回(第1回の2014年大会は総合優勝を制定しなかったので、総合優勝チームは過去のべ5チーム)だが、今季は日体大、立正大の卒業生が全国各地のチームに拡散。秋田大会ではながとブルーエンジェルスとYOKOHAMA TKMがともに初めて決勝に進出。互いに初優勝をかけて対戦するなど、実力チームが分散化してきた。
RUGBYJAPAN365では、5月18日(土)に開幕する第2戦・東京大会と、続く鈴鹿大会、富士山裾野御殿場大会に向け、太陽生命シリーズを戦う12チームの注目選手プロファイルをお届けする!
北海道バーバリアンズディアナ

2018年=8位
佐藤優(さとう・ゆう)

1996年12月7日生まれ 千葉県出身 22歳 (株)メディカルシステムネットワーク所属
163cm/60kg
3歳の時、兄が通っていた船橋ラグビースクールでラグビーを始める。
八千代RSを経て、我孫子高ラグビー部へ。1年の2012年、U18花園女子セブンズ出場。
3年の2014年、関東選抜でワールドユース優勝、U18関東代表(15人制)主将として香港代表を破る。
太陽生命シリーズにチャレンジチームで出場。U18花園女子セブンズ出場。
2015年から立正大/アルカス熊谷でプレー。
2018年までのシリーズ通算得点91(9T 21C)
2019年、卒業を機に北海道で就職。北海道バーバリアンズディアナに参加。2018-2019年15人制女子関東大会には北海道バーバリアンズディアナから出場。
磯貝美加紗(いそがい・みかさ)

1995年11月12日生まれ 愛知県出身(株)メディカルシステムネットワーク所属
164cm/60kg
愛知・三好高までは陸上競技に打ち込む。
2014年、追手門学院大1年でラグビーを始め、太陽生命シリーズ出場。
2016年は4大会で24トライをあげ、年間トライ王。
2018年までのシリーズ通算得点200(40T)
2015年、大学女子セブンズ交流大会優勝、U20女子セブンズ日本代表
2016年 女子学生日本代表で世界学生選手権出場
大学卒業後の2018年はNZに留学。オークランドの名門クラブ、ポンソンビーでプレーした。
2019年から北海道バーバリアンズディアナに参加。
岡村由惟(おかむら・ゆい)

1991年5月29日生まれ 北海道出身(株)メディカルシステムネットワーク所属
札幌国際情報高-立教大
164cm/62kg
太陽生命シリーズには横浜TKMに所属していた2015年保土ヶ谷大会でデビュー。同年東京大会で1トライ。
2016年から北海道バーバリアンズディアナでプレー。
2017年東京大会では4トライ。
2018年までのシリーズ通算得点35(7T)
ニア・トリバー Nia TOLIVER

1998年5月3日生まれ アメリカ・ロサンゼルス出身 21歳 NPO札幌ニュージーランド協会所属
170cm/80kg
ロサンゼルスの高校ICEFで多くのスポーツで活躍したのち、2017年AIC(アメリカ・インターナショナル・カレッジ)女子ラグビーチームと契約。スポーツイラストレイテッドの「ハイスクールアスリート オブザマンス」に選ばれたこともある。16歳のときニュージーランド・クライストチャーチのバーンサイド高に留学。10人制の試合で4試合で21トライをあげ「女子ラグビーのジョナ・ロムー」と紹介されたことも。
2019年、北海道バーバリアンズディアナに加入し、太陽生命シリーズ東京大会でデビュー。
同年秋田大会では6トライ。
2018年の太陽生命シリーズ通算得点55(11T)
2019年の秋田大会でも6トライをあげている。
![]() (おおとものぶひこ) 1962年宮城県気仙沼市生まれ。気仙沼高校から早稲田大学第二文学部卒業。1985年からフリーランスのスポーツライターとして『Sports Graphic Number』(文藝春秋)で活動。’87年からは東京中日スポーツのラグビー記事も担当し、ラグビーマガジンなどにも執筆。 プロフィールページへ |