太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ第1戦熊谷大会はながとブルーエンジェルスが優勝したが、参加16チームはどこも意欲的なプレーを見せた。
RJ365では現地取材JRFUの公式記録・公式Youtubeの映像から個人記録を集計。合わせて本誌恒例「ドリームセブン」も選考。今回は大会創設9年目で初となる通算100号トライを達成したトライクイーンに敬意を表して「ドリームセブン+1」を、さらに今大会で活躍した、各チームに新加入した選手たちを「ネクストセブン」として紹介する。
トライランキング
最多トライを記録したのはニア・トリバー。プール3試合&準々決勝の
4試合連続で3Tのハットトリック。トライ王と得点王のダブルタイトルは昨年の静岡大会以来。昨年の弘前大会でトライ王を奪取したパールズのオケロは12Tで2位だったが、3位決定戦では直接対決が実現、再三のマッチアップで火花を散らした。太陽生命シリーズ最大の注目対決は今季も面白そうだ。3位の松田凜日もパワフルさを増している。残り3大会でのトライ王奪取も期待できそうだ。
1 ニア・トリバー 東京山九フェニックス 15T
2 ジャネット・オケロ 三重パールズ 12T
3 松田凜日 日体大女子 9T
4 グレース・ククタイ ながとブルーエンジェルス 6T
4 ナーディーン・ルース ながとブルーエンジェルス 6T
4 ビアンカ・シルバ ながとブルーエンジェルス 6T
4 堤ほの花 日体大女子 6T
4 保井沙予 三重パールズ 6T
4 角川穂乃花 横浜TKM 6T
4 高井優花 RKUグレース 6T
得点ランキング
ニアのトライスコアリング能力が高すぎてトライ&得点の2冠がスタンダードになりつつある。今大会もニアが75点(15T)でトップ。オケロが12トライの60点で2位に続いた。キッカー系では大会MVPを受賞したながとのプルーニー・キヴィットが3位に入ったのが最高だった。
1 ニア・トリバー 東京山九フェニックス 75=15T
2 ジャネット・オケロ 三重パールズ 60=12T
3 プルーニー・キヴィット ながとブルーエンジェルス 56=4T18C
4 松田凜日 日体大女子 45=9T
5 ナーディーン・ルース ながとブルーエンジェルス 44=6T7C
6 三輪里佳 三重パールズ 33=1T14C
7 グレース・ククタイ ながとブルーエンジェルス 30=6T
7 ビアンカ・シルバ ながとブルーエンジェルス 30=6T
7 堤ほの花 日体大女子 30=6T
7 保井沙予 三重パールズ 30=6T
7 角川穂乃花 横浜TKM 30=6T
7 高井優花 RKUグレース 30=6T
ドリームセブン+1
今大会で活躍が光った選手を本誌恒例・ドリームセブンとして発表、そして太陽生命シリーズの歴史に輝く大記録を樹立したトライクイーンを「セブン+1」として紹介する。