女子7人制ラグビーの日本一を決めるサーキットシリーズ「太陽生命ウィメンズセブンズ2018第4戦・鈴鹿大会」は、日体大がアルカス熊谷に勝利し優勝。シリーズポイントを76とし年間総合優勝を決めた。恒例、本誌が現地取材をもとに本大会で活躍した選手を選出する「ドリームセブン」を紹介する。
山本実(やまもと・みのり) 日体大
キャプテンとして日体大を今シリーズ2勝目&総合優勝へ導いた。東京フェニックスとの準決勝では同点のまま後半10分まで続いた激戦の最後にひたむきなアタックを続けて自らサヨナラトライ。アルカス熊谷との決勝では後半、自陣での密集からサイドに持ち出し絶妙なステップでラインブレイクするとそのまま60mを独走して勝負を決するトライ。今大会では低くひたむきなタックルで相手アタックの芽を摘む働きも。鈴鹿大会&シーズン両方のMVPを受賞。卒業後は、今季総合優勝を争った三重パールズでプレーする予定。
鈴木陽子(すずき・ようこ) アルカス熊谷
今季不振だったアルカス熊谷をSH兼WTB兼キャプテンとして牽引した。膝のケガから復活し、ようやく本来のキレを取り戻した強烈な加減速、バネの効いた走りで相手ディフェンスを翻弄。アルカスを昨年の保土ヶ谷大会以来の決勝進出へ導いた。