東京山九フェニックス・岡田はるなキャプテンと仲間たちの物語 | ラグビージャパン365

東京山九フェニックス・岡田はるなキャプテンと仲間たちの物語

2022/05/20

文●大友信彦


「最後の時間はベンチにいたので、もう天にお願いしますという感じで。ドキドキしていました。ホントに嬉しかったです」

東京山九フェニックスのキャプテン、岡田はるなは優勝の瞬間をそう振り返った。

ノーサイドの瞬間、あふれる涙を抑えることができなかった

ノーサイドの瞬間、あふれる涙を抑えることができなかった



東京山九フェニックスのキャプテン、岡田はるなは優勝の瞬間をそう振り返った。

第1戦の熊谷大会は決勝で横浜TKMに完封負け。

「あのときは自分たちのプレーができないまま、TKMにディフェンスでスペースを取られて、うまくアタックできなかった。今回は、そういうときでも落ち着いて、シンプルにやろうと話し合っていました」

ファイナルのながと戦、苦しい時間帯でもしぶとくディフェンスを続けた

ファイナルのながと戦、苦しい時間帯でもしぶとくディフェンスを続けた


熊谷の反省は「コミュニケーション不足」だった。

「しんどいとき、コミュニケーションがなくなったときに抜かれていたんです。今回は、辛いときこそしゃべろう、ディフェンスで一人に二人入ったときでも、周りがしゃべりつづけようとチームで掲げていました」

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