7日に行われた高校日本代表候補エキシビションマッチ、レッドブロッサムズのキャプテンを務めたSO大町佳生(長崎北陽台)。卓越したセンスと高いスキルはこの世代でも抜きん出る存在だ。強いリーダーシップもあり、この試合でも存在感を見せ、プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれた。キャプテンに選ばれてから、 楢本幹志朗(東福岡)、立川和樹 (天理)らと事前にゲームプランについてイメージを共有していたという。
――コンバインドチームのキャプテンを務めました。
U19だけじゃなくて、U20、そしてフル代表につながっていく大切なチームなので、自分の中はチームのテーマを「コネクト」、繋がるっていうテーマを立てていて、練習中でもコミュニケーションを大事にして取り組んできました。
――キャプテンにはいつなった
いつか覚えてないんですけど、合宿に行くか行かないくらいのタイミングで高橋先生から連絡があって、「レッドブロッサムズ」のキャプテンを務めてほしいということで、自分も嬉しかったですし、どういうチームにしようかと想像しながらリアルキャンプで集合するまでにいろいろ準備をしてきました。
リアルに会う前から、楢本(幹志朗・東福岡)や立川(和樹 ・天理)とLINEでどういうプランでやろうかというのを、どういうムーブを入れていこうっていうのを明確にしていた。短い時間の中でできることは限られているので、合宿前から統一していて、練習のときにそこをパッとやりました。
――一体感がありました。
うまくいったのは、周りの選手のレベルも高いので、ゲームメイクもしやすいし、周りの選手に助けられた部分もあった。相手チームもとてもレベルが高くて、苦しい時間もあったんですけど、まあ仲間に助けられてこの勝利と、この(POMの)帽子をいただくことができました。
(POMには)自分がなると思ってなかったので、ちょっとびっくりしましたが、もらえたことを嬉しく思って、次に向けて頑張りたいと思います。