7日に行われた高校日本代表候補エキシビションマッチ、ブルーブロッサムズのキャプテンを務めたのは薄田周希(東海大大阪仰星)。花園を制し日本一を果たしたチームの主将も務めた。なかなか代表活動ができない中、ゲームを迎えられた感謝の思い、そして、これから目指すところを試合後に話した。
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――今回のエキシビションマッチ試合が開催されたことについて、どう感じていますか?
昨年度もキャンプが1年間ずっとない状態で、今年度もオンラインでしか開催できない状況が続いていたので、このようにリアルでみんなと対面して準備をして、このようにゲームを迎えたということを非常に嬉しく思います。 本当に僕たちのために尽力してくださった皆さまに本当に感謝しかないです。
――今回の合宿で得たものは?
この世代のトップの選手が集まっていて、僕自身も本当に学べることもいっぱいありましたし、本当にこのレベルの高い中で練習を積み重ねることによって、自分自身の足りないところや通用する部分というのが非常に多く見つかって、これからの自分のラグビー人生においても非常に、大きな糧になったと思います。
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薄田(右)
――高校3年間を振り返って
思っていたような高校生活というのは、本当にここ2年間は送ることができなくて、本当にその中でも自分たちができることは何かというのを求め続けた。日本の皆さんが努力して、今日も試合のように、みんなが集まってできるようになってきたので、しんどいところもあったんですけど、その中からの学びっていうのもあったので、非常にいい3年間だったと思います。
――試合の中で感じたことっていうのは何かありますか?
自分自身のフィジカル面やフィットネスの部分はまだまだということが本当に多くあった。これから先、U20日本代表、ジュニア・ジャパン、フル代表に入るためには、まだまだ足りない部分というのがすごくあったので、最後も自分自身のミスで試合を終わらせてしまったので、本当にこの試合というのは自分の戒めとして、これから頑張っていきたいと思います。