スコットランド遠征を行っているラグビー高校日本代表は27日、最終戦となるU19スコットランド代表との試合に臨んだ。前半3−7とリードされて折り返した後半終了間際の33分、キャプテンである眞野秦地(東海大仰星)が逆転となるトライを決め、見事に逆転勝利を果たした。
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「全員が体を張り、突き刺さった。これまでの3戦で大きく成長していた。」高校日本代表・樋口猛監督
U19 スコットランドに勝利し日本ラグビーの歴史を創ろうと、この試合に挑んだ。小雨が降るスリッピーなコンディションのなか、最終戦のキックオフを迎えた。チームはこれまでの 3 戦で大きく成長し、自分達のラグビーに手応えを感じていた。前半から全員が体を張り、スコットランドフォワードに突き刺さり続けた。
しかし、一瞬の隙を突かれトライを許し、3−7で前半を折り返した。後半に入ってもジャパンの激しいディフェンスは変わらず、相手が徐々に嫌がっていくのが分かった。一進一退の攻防が続き、両チームともスコアできないまま後半30分を過ぎた。しかし勝利への気持ちは変わらず、ついにゴール前ラインアウトからモールを押し込み、逆転トライを奪い、勝利することができた。
選手・スタッフ全員が心を一つにして力を合わせたことが、自分達のラグビーを実現できた最大の理由だと思う。これまでチームを支えてくださったすべての方々に感謝いたします。ありがとうございました。