桐蔭学園単独優勝へ王手―東福岡を1トライに抑え勝利。御所実との決戦に挑む | ラグビージャパン365

桐蔭学園単独優勝へ王手―東福岡を1トライに抑え勝利。御所実との決戦に挑む

2020/01/06

文●編集部


準決勝第2試合は、春の選抜大会優勝の桐蔭学園(神奈川)と東福岡(福岡)が対戦した。両校ともにメンバー入りする選手のパフォーマンスは素晴らしくベスト4まで勝ち進んだ。桐蔭学園は昨年覇者の大阪桐蔭にも相手の強みを出させない圧巻の戦いぶりで勝利。

東福岡は、準々決勝で流経大柏に9トライ。今年強化に取り組んだディフェンスで1トライに封じこめた。選抜大会では東福岡が、準々決勝で桐蔭学園に敗れている。また昨年も準決勝で対戦し、東福岡が敗れている。試合前日のインタビューで、東福岡・廣瀬雄也キャプテンは「同じ準決勝で同じ時間のキックオフ。先輩たちの思いも背負って戦いたい」と意気込みを語っていた。

先制したのは桐蔭学園。前半5分、WTB飯塚稜介(3年)が相手ボールのパスをインターセプトしそのままトライ。16分には今大会に入って調子をあげているCTB渡邉誠人(3年)がゴール前のラックからパスをうけるとフルスピードで突進。相手ディフェンダーをなぎ倒しゴール中央にトライ。14-0と桐蔭学園がリードを広げた。

21分、東福岡は12フェイズボールをつないで最後はNO8西濱悠太(3年)がゴール左ポストへトライ。25分、桐蔭学園は自陣からのカウンターアタックでNO8佐藤健次(2年)がゲイン。敵陣22m付近までボールを運ぶと東福岡がホールディングのペナルティ。桐蔭学園はショットではなく、トライを狙いにいく。ラインアウトモールからゴール前まで押し込み、FWにこだわりフェイズを重ねる。最後はLO青木恵斗がトライ。21-7とリードを広げて前半を終える。

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