29日、埼玉・熊谷ラグビー場では、第24回全国高等学校選抜ラグビー大会準決勝2試合が行われた。第1試合では、桐蔭学園(神奈川県)と國學院栃木(栃木県)が対戦し、51-7で桐蔭学園が関東大会に続き大勝。第2試合では、花園優勝の東福岡(福岡県)が58-17で常翔学園(大阪府)に快勝しファイナル進出を果たした。
桐蔭学園 51-7 國學院栃木
2大会ぶりの決勝進出を果たした桐蔭学園・藤原秀之監督は「集中力がなくミスも多かった。でも、やろうとしていたことは一貫していた。今年はフロントローがすごく頑張っている。あまり評価されないから頑張っているのでは(苦笑)。(FWシェイプで)当てていこうという話はしていた。大阪桐蔭戦もそうだったし、あまり裏のサインばかり使うのはやめようとずっと話していた。もう少し練習してオプションを増やしたい。
(オフロードパスもつながっていた)今日はでていた。一般のプレーに入れている。今年は、裏へ出られたら(オフロードパス)という練習をしている。つなぎのときは100(%)でやるとダメ。70、80(%)ぐらいで。8割ぐらいでやる。
(決勝戦に向けて)東福岡さんとは昨年、何もできなかった。夏もできなかった。うちは弱かったから花園にいっていない。大阪桐蔭、京都成章という4強に入ったチーム、(決勝は東福岡に)挑戦できる。(選抜では)こういうチームとやりたいとよねと言ってきたので1つでも多く、強いチームとやろうということを目標にしてきた。試合ができることが楽しい。昨年は何もできなかったので。」と話した。