神戸の新戦力ーアーリーエントリー、本橋拓馬・植田一磨・辻野隼大の現在地 | ラグビージャパン365

神戸の新戦力ーアーリーエントリー、本橋拓馬・植田一磨・辻野隼大の現在地

2025/02/25

文●編集部


2月22日、ジャパンラグビーリーグワン、コベルコ神戸スティーラーズはトヨタヴェルブリッツと対戦し63-21で快勝し、5位とプレーオフ進出圏内をキープしている。公式戦の前に、両チームによる「みらいマッチ」が行われ、アーリーエントリーの選手たちが出場した。スティーラーズはLO本橋拓馬(帝京大)、WTB植田一磨(近畿大)、FB辻野隼大(京産大)の3選手が試合後取材に応じた。

コベルコ神戸スティーラーズ LO本橋拓馬

本橋拓馬

本橋拓馬


前半はイエローカードをもらってしまって、なかなかボールキャリーに絡まなかったんですけど、後半のところはしっかりディフェンスもできましたし、体も当てることができたので前半からできるように準備の部分がやっていきたい。

まだ2試合なので、今は周りについていくのでいっぱいです。ついていけないと話にならないので、全力で一つ一つのプレーをやろうと心がけています。


(レベル差は)今の部分では一つ一つのコンタクトの差は感じるんですけど、そこまで全然戦えないというようなことは全然なくて、これからどんどん練習試合で経験を積み重ねていってレベルを上げていけたらなと思います。

本橋と対面だった青木恵斗

本橋と対面だった青木恵斗


(対面は帝京同期の青木選手でした)やっぱり優勝したメンバーでこんなにすぐに練習試合ができるとは思っていなかったんで、試合前「頑張ろうな」と喋って、試合して楽しかったです。大学で一緒にプレーした人がいる、しかもリーグワンという高いレベルだったというのは。

(レニーHCからはどんな話を)チームのエンブレムに使われているサラマンダーのようにフィジカルで勝負していけという話がありました。もっとフィジカルの部分を全面にだしてディフェンスであれ、アタックであれ、どんどん勝負して必要とされる選手になりたい

コベルコ神戸スティーラーズ WTB植田一磨

前半トライを取った植田一磨

前半トライを取った植田一磨


大学から神戸に来て、自分の課題はワークレートのところ。自分の役割は、より走ってボールに近いところで動いて、仲間がゲインきったらボールを貰って、トライにつなげることだと思っています。今日は成果がだせたかなと思っています。


(前回のドコモ戦と比べて)ドコモの試合では結構ゲインラインが切れたり、トライも取れましたし、今日もトヨタ相手にそれ目指してどれだけでできるか、ということを目指していたんですけど、トヨタさんも強く、そこがうまくいかなかったです。

(ディフェンスについて)対面がヴィリアミ・ツイドラキ選手で、7人制日本代表でも経験していましたし、大学でも摂南大学で対戦していたので、タックルでは体当てられてよかったと思うんですど、コネクトする部分で外から内に詰めたりして、コネクトが外れてしまってトライに繋がってしまったので、そこは一つ反省です。


自分の課題はクリアになっていますし、実際にこのリーグワンレベルのフィジカルでプレーして、課題に対してどううまくプレーするかでAチームに上がれるかどうかが決まってくると思っています。

コベルコ神戸スティーラーズ FB辻野隼大

辻野隼大

辻野隼大


今日は自分なりにチームへモメンタムをもたらそうとコミュニケーションだったり、なかなかそういうプレーができなかったので、まだまだ力不足だと思っています。モメンタムを作るのは、自分の持ち味でもあるんで、そこはアーリーエントリーだからといって気にせず、どんどん出していこうと思っています。

(同期のソロモネ・フナキがリザーブ入りしたことについて)負けたくないというよりか、フナキがメンバーに入って嬉しいですし、自分も頑張ろうという気持ちもあります。

この日のアーリーエントリーでリザーブ出場したソロモネ・フナキ

この日のアーリーエントリーでリザーブ出場したソロモネ・フナキ

今日はとにかくチームに対してたくさんのコミュニケーションを取っていこうというのを自分の中で心がけていて、そこが自分にとって一番大事な部分だと思っています。チームに一人一人を繋げる役割であったり、特にFBとして一番グラウンドが広く見えているんで、スペースについても声がけしています。


今日はFBでしたけど、ユーティリティーBKという立ち位置でどこでもチャレンジしていこうと思っています。(練習では)先週はWTBで今週はFBでした。まだ自分のパフォーマンスをあげることをしていけない。FBやバックスリーとして突破できる選手にはなりたいなと思っています。

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