早稲田が筑波に完勝!全勝キープ。帝京撃破後の試合も強さを見せつけた | ラグビージャパン365

早稲田が筑波に完勝!全勝キープ。帝京撃破後の試合も強さを見せつけた

2024/11/10

文●編集部


10日、ここまで全勝の早稲田大学は前節で帝京大学に勝利し、今節は筑波大学と対戦した。

HIGHLIGHTS

帝京戦勝利後に佐藤健次キャプテンは「夏合宿では帝京大学に勝利した1週間後の天理大学戦では負けてしまったことを教訓にしっかり準備していきたい」と意気込みを語っていた。その言葉どおりWTB池本晴人のトライで先制すると、その後もチャンスをスコアにつなげて前半を25-7とリードして折り返した。後半も、トライランキング1位のWTB田中健想のトライでリードを広げると、HO佐藤健次キャプテンの中押し、CTB野中健吾のダメ押しと理想的な展開で筑波を圧倒し44-7で勝利。明治と並んで勝ち点30で1位タイにした。

Gallary

早稲田がキックオフから連続攻撃。FB矢崎

早稲田がキックオフから連続攻撃。FB矢崎


PR杉本

PR杉本


FL田中

FL田中


WTB池本晴人のトライ

WTB池本晴人のトライ

筑波大ラインアウトをNO8中森が捕る

筑波大ラインアウトをNO8中森が捕る


筑波・WTB増山のトライ

筑波・WTB増山のトライ


楢本幹志朗のゴール

楢本幹志朗のゴール


筑波SH高橋

筑波SH高橋


早稲田SO服部のキックに筑波・NO8中森がチャージ

早稲田SO服部のキックに筑波・NO8中森がチャージ


早稲田LO栗田

早稲田LO栗田


前半13分、早稲田NO8鈴木のトライ

前半13分、早稲田NO8鈴木のトライ


筑波SO楢本幹志朗

筑波SO楢本幹志朗


昨年桐蔭学園日本一を果たしたFW、早稲田・城と筑波・中森がラインアウトで対面に

昨年桐蔭学園日本一を果たしたFW、早稲田・城と筑波・中森がラインアウトで対面に


城と中森

城と中森


早稲田SO服部

早稲田SO服部


筑波FL茨木

筑波FL茨木


早稲田CTB福島

早稲田CTB福島


早稲田CTB福島のトライ

早稲田CTB福島のトライ

早稲田SO服部のハイボールキャッチ

早稲田SO服部のハイボールキャッチ


早稲田FB矢崎のカウンターアタック

早稲田FB矢崎のカウンターアタック


後半9分、PKから意表を突くキックパスを受けたWTB田中がトライ

後半9分、PKから意表を突くキックパスを受けたWTB田中がトライ


後半17分、モールを押してHO佐藤がトライ

後半17分、モールを押してHO佐藤がトライ


CTB野中健吾がコンバージョン成功

CTB野中健吾がコンバージョン成功

後半32分再び佐藤の突進から

後半32分再び佐藤の突進から


野中がダメ押しのトライ。野中はこの試合1T4C2Pの19得点

野中がダメ押しのトライ。野中はこの試合1T4C2Pの19得点


後半32分両軍SHをチェンジ。早稲田・宮尾、筑波・井上という注目の2人がピッチへ

後半32分両軍SHをチェンジ。早稲田・宮尾、筑波・井上という注目の2人がピッチへ


MIPは筑波・LO白丸

MIPは筑波・LO白丸


POMは早稲田HO佐藤

POMは早稲田HO佐藤

早稲田大学 大田尾竜彦監督

スケジュールが決まってから、この試合は色んな意味で難易度が高いと予想していました。体を当ててくるところはさすが筑波さんだなと思って試合の序盤見ていました。徐々に自分たちのペースを掴みながら特にディフェンスから、ペースを掴んでいったことは非常に大きかったかなと思います。1週間の中でリーダー陣がしっかりとベクトルを自分たちに向けて作り上げてきたことが非常に大きかったのかなと思います。次節まで時間が少し空きますので、リカバリをしっかりしてコンディションを整えて次に望みたいなと思っています。

大田尾竜彦監督_佐藤健次主将_亀山昇太郎

大田尾竜彦監督_佐藤健次主将_亀山昇太郎


――早慶戦について


早慶戦というのはその年の成績に関係なく、慶應さんが厳しくやってくるので、しっかり自分たちにフォーカスを当ててここでもう一つ成長しないと選手権のタイトルもないと思います。そういう意味では自分たちも厳しいプレーをすることが大事かなと思っています。

早稲田大学 佐藤健次キャプテン

今日の試合は、夏合宿に帝京大学さんに勝って、その一週間後に天理大学さんに負けるという反省を踏まえて、1週間の準備を入念にやっていました。バックスリーに速いランナーがいたり、10番のゲームメイクがうまかったり、すごく特徴のあるチームだったので、自分たちもそれに合わせて準備しました。

帝京大学戦では少なかったボールロストがこの試合はすごく多かった印象はあるので、毎回同じクウォリティでできないと選手権に行ったときに、ハードな試合が多く、毎試合タイトな試合をしていかないといけない中で、波があると勝てる試合も勝てなくなってしまうので、毎回の練習でもっともっと突き詰めてやっていきたいです。

早稲田のフロントロー、左から亀山、佐藤、杉本

早稲田のフロントロー、左から亀山、佐藤、杉本


――帝京戦の時よりもボールキャリーでも積極的な姿勢が印象的でした


特に帝京戦と変えたことはないです。帝京戦も筑波戦もボールを持つときに、2枚3枚、いることが今年に入ってすごく多いので、帝京戦では周りを活かしてゲインを切れていました。今日は1枚で1on1になることも多かったのでボールキャリーする回数も増えたのかなと思います。特に帝京戦でボールキャリーしなかったから今日しようとか思っていなくて、本当にチームが勝つためにどういう選択肢が一番有効的なのかということを考えた結果、今日はボールキャリーが多かったという感じです。

早稲田・佐藤健次キャプテン

早稲田・佐藤健次キャプテン


――早慶戦について


慶應大学さんは今年、本当にブレイクダウンに力を入れていると思うので、そういう相手にブレイクダウンまわりで圧倒できたら自分たちのペースになりますし、フロントローも全員4年生で多分セットプレーのところも多分自信を持っていると思うので、僕らもスクラム、ラインアウトというセットプレーは自信をもっているのでそこでは負けない戦いにしたい。その年の成績に関係なく、厳しい試合になると思っているので自分たちに矢印を向けて準備していきたい。

早稲田大学 PR亀山昇太郎

亀山昇太郎

亀山昇太郎


先ほどキャプテンが言ったように、夏合宿での経験を忘れちゃいけないということで今回に試合に向けて自分たちが準備してきたことをどれくらい出せるかということにフォーカスしていました。あまり準備してきたことに囚われすぎずに自分たちの立ち返る場所、体をしっかり当てるということを自分でも意識してプレーしました。

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