20日、21日で開催されたHSBCワールドセブンズウィメンズシリーズ・北九州大会に出場したサクラセブンズこと7人制ラグビー女子日本代表。大会2日目の初戦はフィジーに破れ、最終戦は中国との11位決定戦に挑んだ。中国の執拗なディフェンスに苦しみ、ノートライ。0-7で破れ、本大会勝利なく大会を終えた。なお、カップ戦決勝はカナダとイングランドの対戦となり、後半ロスタイムにわたる死闘を繰り広げ、カナダが劇的な逆転勝利で優勝を果たした。
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17歳の松田凜日はこの試合でも突破役を担ったが、中国の防御網も厚かった
前戦までトライを量産した堤ほの花も厳しいマークにあう
ダブルタックルを受ける中村知春主将
ハーフブレイクした松田から大黒田裕芽へオフロードパス
日本のパスミス直接タッチに出た中国ボールのラインアウトから、中国⑥グーに独走トライを奪われ
突破を図る長田いろはもタックルで阻まれる
日本のディフェンスも健闘した。長田と堤のダブルタックルで相手ボールを奪う
後半、小笹知美が突破を図る
中国の防御は厚く、トライラインにはなかなか届かない
勝利を喜ぶ中国選手と肩を落とす日本選手
この大会では勝てなかったが、昨秋のアジア大会の優勝で決定していた東京五輪出場権獲得を祝うフォトセッション。ここは切り替えて、全員笑顔!
優勝を飾ったカナダチーム
優勝のカナダ、2位のイングランド、3位のアメリカと集合。白ジャージーのうち、胸に赤いバラの鼻が入っているのは2位イングランド、「EY」の文字が入っているのは3位アメリカ
大友信彦 (おおとものぶひこ)
1962年宮城県気仙沼市生まれ。気仙沼高校から早稲田大学第二文学部卒業。1985年からフリーランスのスポーツライターとして『Sports Graphic Number』(文藝春秋)で活動。’87年からは東京中日スポーツのラグビー記事も担当し、ラグビーマガジンなどにも執筆。
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