中村亮土「ティア1に勝つには細かなコミュニケーションのレベルをもう一つ上げる」 | ラグビージャパン365

中村亮土「ティア1に勝つには細かなコミュニケーションのレベルをもう一つ上げる」

2019/09/07

文●編集部


7-41で南アフリカに敗れたラグビー日本代表。ワールドカップ本番前最後のテストマッチで突きつけられた「ティア1との差」。この80分で感じたジャパンの現在地と目標の「ベスト8」を達成するために残り二週間で成長しなければならないこととは。ディフェンスリーダーを務めるCTB中村亮土に話を聞いた。

悲観するような内容ではなかった

キックプレッシャーを受けてからのトライが最初の方と、アタックからディフェンスにうつるところのリアクションの遅さからトライ。インターセプトもありましたけど。そこまで悲観するものではないので、ディフェンスのシステムを変えるというものではないですね。細かいところの意識を変えればいいので、今日の試合でいい気付きがありました。オープンでのキックはちょっと予想していなかったので準備できていなかったです。

(フィットネスは)相手の方が疲れていたんじゃないですか。後半はアタックが有効的にできていましたし、ただそこでの小さいミスで流れが途切れたり、トライまでもっていけなかったところは課題です。フィジカルの部分では戦えると思っていたので、試合をしてみて自信にもなりました。

(ゲーム内での修正は今日は難しかった?)修正というか、同じような取られ方がなく、全部違う形で取られているので。

ティア1と自分たちの差「そこまで差を感じない。ただ、南ア戦を見ると『まだまだ』成長できる」

南ア戦の翌日に行われた会見。本番に向けて修正しなければならない点はすでに冷静に分析されていた。

南ア戦の翌日に行われた会見。本番に向けて修正しなければならない点はすでに冷静に分析されていた。

――南ア戦でたりなかった『ディテール』の部分とは?


どう改善するかという話をすれば、コミュニケーション。本当に細かいところのコミュニケーションです。ちょっと深いとか、ちょっと前に放ってとか、色々細かいコミュニケーションで解消できる。この二週間の間で、そこを加えることでなくなるのかなと思います。南ア戦は、わかっているだろう、とか、こうなったらこう動くだろうという(思い込み)があったと思います。


実際、コミュニーケーションはパシフィック・ネーションズカップの時と一緒でした。でもそうしたミスに漬けこまれてしまいました。そのスタンダードをあげなくてはいけない。これまではなんとか自力が勝っていた部分がありました。この(ティア1)レベルになるとカバーできない。もうひとつレベルをあげなくてはいけない。今回それを気付かされてよかった。(二週間のトレーニングで)十分そこは修正できると思います。

昨年のイングランド戦ではトライを決めた

昨年のイングランド戦ではトライを決めた

――ティア1に勝つということがどういうものか、イメージできて来たか?


昨年のイングランド、今年のオールブラックスとゲームを80分間、自分たちのラグビーをやり通すことができたら勝てると感じています。


――ジャパンはティア1の領域に入ってきている?


いや、入りたいです。ただ、これからの成長次第だと思います。昨日の試合を観る限りではまだまだだなと思いますけど。


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