「緊張はあったけど、ワールドカップをしっかりと楽しめた」中村亮土 | ラグビージャパン365

「緊張はあったけど、ワールドカップをしっかりと楽しめた」中村亮土

2019/09/21

文●編集部


自国開催、40000人を超える大観衆。初戦。ベスト8進出するには負けれられない試合。様々な重圧は、これまでの日本代表が経験したことのない、とてつもなく大きなものだった。コンディションもピークのロシアの激しいアタック、しぶといディフェンスはジャパンを苦しめ、「いつもとはあきらかに違う状況」だった。自分たちのラグビーを信じ、プランを遂行し、後半見事に立て直し、目標の勝ち点5を獲得したジャパンはまた一つ成長した。
ディフェンスリーダーのCTB中村亮土は、アタックでも落ち着いた、的確なプレー選択でチームに貢献。前半、松島幸太朗の2本目となるトライにつながるラストパスを見事に決めている。大一番を終えた男の顔は充実感に満ちあふれていた。

――トライについて


外に良いスペースがあって、ボールのスピードもいい感じにありました。幸太朗にこう行かせようというものが見えました。相手が自分に引き寄せられたのでずっとやってきたオフロードを自信もってやって(トライにつながったので)良かった。


――フリップパスは


ジェイミージャパンがはじまってからずっとそういうスキルの部分はやってきました。そういうプレーがこの大舞台でできたのは、これまで積み上げてきたものが結果として出た。

――緊張は?


うーん、いつもと違う感じがあったけど楽しめました。自分の中で、感じ方ですけど。緊張はありましたけどリラックスしていました。



――国歌斉唱の時に笑みも見えました。


あれは、ちょっとハプニングがありまして。横にいた流大がキーを外して歌っていたので、面白くなってしまいました。試合前にそうなるかなと思っていたら、本当にそうなって(笑)。それだけ、心に余裕があったのかなと今思うとそうですね。

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