東京2020・男子7人制日本代表最終メンバーに選出された、チーム最年少の石田吉平(明治大)は、最終メンバーが発表されるまで「メンタル的にも不安定だった」という。ただ、12人に選ばれた今は、責任感がまし、常翔学園時代に培った「体よりメンタル」の精神で、小さな体でも世界と対峙できることをオリンピックという舞台でも証明してくれるだろう。
選ばれるまで結構メンタル的にも不安定でしたが選ばれてホッとしています。それと同時に日本代表としての責任を感じています。自分がメダルを獲得するための選手になれるように、責任感が増した感じがします。チームの中での自分のポジション的にも、たくさん動いてチームを動かしていく役割なので、多くの選手とコミュニケーションをとって、チームのサインだったり、チームワークのところを高めていきたい。
――大学の方からは何か言われた?
神鳥(裕之・明大監督)さんには報告しました。「頑張れよ。明治のことを考えずにオリンピック頑張れ」といってくれて、大学からも応援してもらえているなと感じましたし、明治の代表としても頑張っていきたい。
――ポジションは?
SHとBKは全部やっていて、今はFWもやっています。スクラム、ラインアウトもやっています。どこでもできるようにというのが求められている部分です。ポジションは全部です。中でもスイーパーでボールを動かすということが自分の持ち味なのでSHでという感じですかね、
――フィジカルアップは?
体重は増えていないですけど、服が小さいからかもしれません。ただ、体の大きな選手と体ぶつけてそこで成長は見えたかなと思います。(数字的には)スクワットは240くらい。10kgあがって。
――どの国と対戦したい
アルゼンチンとはやってみたい。ユースで一緒に戦った選手たちが多いので。オリンピックの中で、フィジー、ニュージーランドのような強いチームとやってチャレンジして勝利したいという気持ちもあります。