こんにちは、翔太です。
東京オリンピックがいよいよ開幕しました。
コロナ禍で日本中、世界中が大変な状況の中、大会が無事開催できていること、大会運営に尽力された方々に心より賛辞をお送りします。
今回は本当にたくさんの競技で日本人選手が活躍していますね。
いままでなじみのなかった競技の選手も、紹介されるエピソードを聞いてみると、やっぱり素晴らしいプロセスを重ねてきて、素晴らしい結果を掴んだんだなと感じます。やっぱり、どの競技の選手も、コーチも、関係者も、東京五輪というビッグイベントに照準をあわせてプログラムを組んで努力を重ねて、1年延期という不測の事態にも対応して、できる限りの準備を重ねてこの大会に臨んだのだと思います。
その中で、残念なことに、ラグビーは結果を残すことができなかった。
男子はプール戦でフィジー、英国、カナダに3戦全敗。9位以下戦ではケニアに敗れ、最後の韓国戦には勝って何とか最下位は免れましたが、参加12カ国中11位。自国開催というアドバンテージがあった上でのこの成績は、非常に残念な結果といわざるをえません。
結果が出てから批判的なことを指摘するのはフェアじゃない、そんなの誰でも言えるよ、という意見があるのは承知していますし、僕も結果ありきの批判をしようとは思いません。ただ、僕もラグビーを指導しているコーチのひとりとして、セブンズの指導に関わったことのある一人として、今回の男子セブンズ日本代表の戦い方についてはどうにも首をひねってしまうところが多かった。そこを指摘してみたいと思います。