ラグビージャパン365では、東京のラグビーの聖地・高田馬場ノーサイドクラブとの合同で「高田馬場からセブンズ愛を届けよう」というイベントを企画。6月16日に鈴木彩香さんと冨田真紀子さんをお招きして「サクラセブンズ応援ナイト」、6月28日に坂井克行さんと合谷和弘さんをお招きして「サイモンジャパン応援ナイト」を開催しました。
男女セブンズ・オリンピアンでレジェンドのみなさんにうかがった当日の楽しいトークから、パリ五輪スコッドはどんな選手なのか? セブンズの先輩ならではの情報をRUGBYJAPAN365読者のみなさんにお届けします。よろしければ、パリ五輪応援のお供としてお読み下さい。
大友 今日は男子・サイモンジャパンの応援ということで男子セブンズのレジェンドお二人にお越しいただきました。昨年までフランスでプレーしていました合谷和弘さん、そして男子セブンズの最多キャップをお持ちの坂井克行さんです。
坂井さんは日本の男子セブンズで史上最多の62キャップをお持ちのミスターセブンズです。先日ユニバーシアードで女子が優勝、男子が3位になりましたが、坂井さんは2010年にポルトガルで開かれたユニバーシアードに出場されました。このときは山内貴之さん(トヨタ)がキャプテンで、小澤大さん(トヨタ)や豊島翔平さん(東芝)とか、次世代のセブンズの代表格となるメンバーが出ていましたね。そして2016年のリオオリンピックでは皆さんも覚えていらっしゃると思いますが、初戦でニュージーランドに勝利して、最終順位は4位という素晴らしい結果を残されましたね。
そして合谷さんは、坂井さんから3年ほど遅れてセブンズジャパンに入ったんですね。
合谷 そうですね。2014年のグラスゴーが初めて坂井さんと一緒にプレーした大会ですね。流通経済大学の3年生でした。次の年の予選のときが4年生だったので。
大友 合谷さんは東京オリンピックにも出場され、オリンピック2大会連続出場をされました。
今日はパリ五輪日本代表応援ナイトということで、パリオリンピックを目指している選手のメンバープロフィールを作ってきました。お二人と一緒にやったことある選手も多いですし、それぞれどんな選手なのか、お二人のセブンズ的な視点からコメントをいただければと思います。
石田 吉平(いしだ・きっぺい)横浜キヤノンイーグルス
2000年4月28日、兵庫県出身 24歳 167/75 WTB、SH
尼崎RS→常翔学園→明大→横浜イーグルス
2018:ユース五輪で銅メダル
2019:高3でWS米国大会出場、7s初キャップ
2021:東京五輪出場
7sキャップ:18(2024モンテビデオまで)
合谷 初めて一緒にプレーしたとき、吉平はまだ高校生だったんですよね。ワールドシリーズでラスベガスに行ったときが初めてでしたね。僕はしらなかったですけど、吉平が「ケビンさんに憧れてセブンズをやろうと思った」と言ってくれてたんですよ。
僕、体小ちゃいじゃないですか。ラグビー選手としても。こういう小さい選手でも世界で活躍できるんだよっていうのをちょっとでもアピールしたくて頑張っていた部分もあるんで。吉平も多分そんなに大きくない選手だと思うので、僕よりも全然優れているんですが、そう思ってもらえて、今の代表で活躍してくれているというのは本当に嬉しいなと思います。