記念すべき第100回全国高校ラグビー大会は、コロナ感染拡大防止のため全試合無観客として全ての日程を無事に終了した。参加63校の頂点に立ったのは桐蔭学園。昨年に続き連覇を果たした。チームを率いた、藤原秀之監督、佐藤健次キャプテン、それから攻守の要である、LO青木恵斗選手、FL粟飯原謙選手が話した試合後のコメントをたっぷりとお伝えする。
「純粋に彼らが強かったということを証明してくれた」桐蔭学園・藤原秀之監督
本当にこの大会が、なかなかできると言うことがすごいことだと思います。関係者の方々に感謝します。本当に選手たちが、コロナが出ていないと言う話を聞いているので、本当に感染に気をつけてやったんだなと思います。
かなり厳しいゲームになることは戦前から予想していました。少しでも、1センチでも前に出ると言うことをテーマにあげていたので、それを彼らができていたのがよかったと思います。今回は現地、横浜の方にも3年生を全員連れて行くことができませんでした。今日も応援歌の映像をもらって最後ロッカールームで見てこちらのほうに来たのでそれが力になりました。
――連覇について
ここまでくることを私は想定していなかったので、やっぱり本当に彼らが努力したんだな、本当に強かったんだと思います。日に日に彼らが大きくなっていることを感じたので、もしかしたら決勝戦やってくれるんじゃないかなと思いもありました。本当にもう、まさかと言うのが、私の中ではひとことだと思います。学校関係者、保護者、生徒たちの応援が我々の力になっていました。
――来年度の3連覇について
そんなこと全く考えていないです。ラグビー、しっかりスポーツができるようになればいいかなと思います。